『まなの本棚』ブックレビューの第2回目は、「本との出会い」。
「本との出会いは人との出会いと同じ。気付いたら出会っている」と言う愛菜ちゃんは、また、こんなふうにも言っています。
私自身、誰かに「これ読んでみて」と言われた本よりも、「何だかこの本に呼ばれてる!」って直感して手に取った本のほうが、出会うべき一冊だったってことが多いのです。
(芦田愛菜、『まなの本棚』より)
私も、多分、愛菜ちゃんと同じ感覚なのかな、と思うのですが、「これ読んでみて」と言われると、本屋さんで本を選ぶ時間が奪われたことにちょっぴり悲しくなるのです。
一冊の本を読み終えた時に抱くのは、充実感と共に、「また次の新しい本と出会える」という期待感。そして、本屋を歩きながら、新しい出会いを探す至福の時間。その出会いを人に決められるということは、政略結婚させられるみたいな感じです。
本は、次の本と出会うために読んでいる。これって、浮気性なのでしょうか。
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まなの本棚 [ 芦田 愛菜 ]
1,540円
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