『ねずみ女房』。
一生忘れないお話。
学生だったころの最後の1年間、歌好き、踊り好きの仲間たちとミュージカル劇団を作りました。劇団名「さくらさくカンパニー」。脚本、作詞・作曲、振り付け、舞台設営、すべて自前。演じた作品は『ねずみ女房』のみ。
私の役は、主役級の「はと」でもなく、もちろん「ねずみ女房」でもなく、その他大勢のねずみの中の一人でしたが、でも、楽しかったなあ…。
リプログした絵本講師のいるところさんの記事の中に、こんな言葉がありました。
年よりねずみになっても
めすねずみには
あの夜見た夜空は
かけがえのないもののようです。
私も、あれからずいぶん年をとりましたが、仲間たちと見た景色は、かけがえのないものです。
卒業とともに、私は鳩のように飛び去って、自分のいた場所(地元)に帰ってしまったけれど、「さくらさくカンパニー」のみんな、元気ですか。