さだまさしさんの「木根川橋」という歌を、You Tubeで検索しました。中学生の頃、よく聴いていた曲です。聴き終わると、画面には、同じくさだまさしさんの「案山子」がありました
昔、知人がこの曲を「名曲」「大好き」と熱弁していましたが、私は、それほどとは思っていませんでした。どちらかというと、あまりぱっとしない歌という印象でした。
それでも、せっかくだからついでに聴いてみるか、ぐらいの気持ちで、再生ボタンを押しました。
元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか
さびしかないか お金はあるか 今度いつ帰る・・・
ここまでのフレーズで、涙が流れてきました。
1年前に、大学に入り、離れて暮らすようになった長男のことを思って。
私よりずっと社交的で、ラインでも近況報告をしてくれるから、何にも心配はしていないはずなのに。
この歌なんか、たいしてお気に入りでもなかったはずなのに。
積み重ねてきた経験や思いで、歌は、こんなにちがって届いてくるんだな・・・。
明日、長男、帰省の日。