コロナの後遺症、って言われてるもの、本当に多岐に渡る。

僕自身が予想だにしなかった後遺症で、未だに、抜けた、とは言えない状態です。
人生って本当にいろんな事がおこるね。

    

   

はっきりとこれが後遺症です、っていう定義も今は医学的に確立されてない。
昨年のNHKの調べでは、

症状がどれだけの期間続くかについて確認が可能な125人を分析したところ、3か月以上6か月未満が25人、6か月以上1年未満が6人、1年以上が1人と、後遺症が長く続く人も目立つ結果となりました。

だそうで、今、僕の状態は、125人に6人、って程度のものみたい。
でも、こうやってブログをやっていると、同じように後遺症で苦しんでいる人からメールをもらったりする。
そういう人たちは、たいてい会社員で、僕みたいに、辛い時はやすむ、なんて事ができないんです。
主婦の方もいる。
家族のために家事を頑張らなきゃいけなかったり、
僕よりずっと若くて、まだ蓄えもなく、生活のために働いていかなければいけない、休めないって人もいる。
  
     
僕は本当に恵まれている。
とりあえず、すごく休める立場にある。
実は、子供時代からずっと僕は体弱くて、そういう事を言葉でななく一緒に生活して30年以上ずっと見てきた奥さんは、何にも言わなくても僕の体調の事はわかる。
         
僕が決して怠けでいつまでも寝腐っていたりしない事もよく知っている、
どのくらい無理させたら倒れるのか、とかも、ずっと見てるから知ってる。
誰よりも理解がある。

       

僕は、べつに世の中に理解される必要がないのです。
        

 


そうではない人、がいっぱいいる。
たぶん、言ってもどうせわかってもらえない、って、もう泣きそうに頑張ってる人がいっぱいいる。
社会の理解、が必要です。
     

        
   
一方で、でも、努力してないよね?って思う事もあるの。ごめんね。
身体が辛いから、心も折れちゃうのもわかる。
そして、世の中に氾濫した、
陰謀論や、マスク不要論や、いろんな事も含めて、大きなストレスの中で、自律神経をおかしくしていく。
     
僕は、正直にいうと、コロナ後遺症、自分も含めて、メンタルが大きく関わっている、と思っています。
単純に病理的な症状だけではなく、心が作り出している。そう思っています。

 

今でこそ、休みたい時休む、ができる状況にあるけれど、

僕だって、うつ病を抱えて、体調を極度に崩し、55キロまで痩せて、胃の痛みと食道炎に悩み、車に乗るのも恐怖だった時に、毎日サラリーマンとして働かなければならなかった時代があったんです。

でもね、それを超えたから、今がある。
だから、今、後遺症に悩む人に、頑張ってほしいと思うのです。頑張れって言いたい。
  
自律神経やられてるやつに、頑張れって言っちゃいけない、みたいな風潮あるけどね、そんな自分で鬱病にもなった事ないやつらにいわれたくねえや、俺は。
       
人生かかってんだよ。がんばれ。

      

  
まだ、身体と相談しながら、ではあるけれど、
成人喘息まで発症しても、なんとか、ミュージシャンとしてワンマンライブも復活する事ができたのも。
永く、うつ病、PTSD、IBS(神経性超過敏症)と、付き合って、克服してきた経験が、この年齢になって大きく役立っているように思っています。

     

    
自分で治す。
自分の体を、見つめ直す。そして無理のない範囲で鍛える。
そして焦らない。長期間、我慢する事、を覚悟する。

        
  
それが、少しづつでも、身体を元に戻していく鍵だと思うんだ。
治る、治す、人生かかってるんだから自分の体を動かしてやれば、身体が自分で治していこうとする、それを信じる。
大丈夫かな?じゃなくてさ、徹底的信じるんです。
だって、ダメだったらそれで終わりだよ。
お医者さんは大事、でもお医者さんの知ってる事には限界があるんだよ。
僕が、あなたが、どの程度、自分の思うことを信じる能力を持っているかも、お医者さんは知らないんです。
    
これ、、追記しますけど、、症状に対して必要な検査をちゃんと病院で受けて病状を常に把握していることが大前提です。

        
    
昨年、7月24日、コロナ発症から2週間後のブログです。

 
  
今から約10ヶ月前、ってことです。
   
投稿の中で「ゆっくりゆっくり歩いてきました」とあります。
実は、杖をついていました。
おそらく、僕が、歩いている姿を見た人たちは、白髪も相まって老人だと思ったはずです。
    
熱はなかった。
体は毒を飲んだようにだるかった。

歩く事、とにかく外の空気を循環させること、緑のエネルギーを吸うこと。
20ちょっとでも、無理なくできる限界まで、体を動かす事。
  
そして、家に帰って、汗を流して、ベッドに入ると死んだように寝ました。
エネルギーを補給できたなんて実感はまったくない、ただただ疲れた。
でも、確実に、外の世界、緑の、空の、そういうエネルギーは吸い込んでいるんだ、と信じてた。
   
     
この後、体力は劇的に回復したものの、だるさなどはほとんど軽減しませんでした。
だから、毎日、よくなってきました、って書き、毎日、人に、だいぶよくなったって言い続けました。
本当は全然よくなってないけど、、、
    
でも、体力があれば動ける、がよくわかった。
あとは、精神力なんです。つらいつらい、って思ってりゃつらい。
右足をだして、左足を出せば、歩けるんです。

歩ける、できる、それだけに集中していけば、ギターが弾ける、1時間弾けるようになった、
渋谷まで行って帰ってこれた、友達とお茶もできた、歌が歌えるようになった、
そうやって毎日少しずつ、良くなって良くなって悪くなって、を繰り返して、ちょっとずつ、良くなっていくもんだと思います。

焦らない事、我慢する事、腐らない事、何かのせいにしない事、
そして心で負けない事。
   
  
前述の投稿から、9ヶ月と28日
今日は、8、2キロ走りました。



実際には、1時間で8、3キロなんだけど、、
このマシーンは、1時間で一区切り。
一時間走って、いきなり止まるんじゃなくて、3分くらいは歩くから、、この投稿をしようって思いついて、写真を撮ろうと思ったんだけど、ちょっとまごついて、時速1、5キロにして写真を撮った時には、平均で8、2キロ、になっちゃってた。
   
消費カロリー625cl まあ、僕の体重で、計算式で考えたら、まあ、そんなもんだろうね。
      

ちょっと前まで、一度、1時間に6、8キロくらい、早歩きにしてた。
その方が背筋に効くのです。
で、一昨日からまた、8キロ走ることにした。
     
1ヶ月前には、調子のいい時は8キロくらい走れてた。
少しずつ、少しずつ、できる、いける、を繰り返していけば、人間の体って、杖ついて時速1キロくらいで歩いてたところから、8ヶ月くらいの短期間でそこまで回復するもんです。
まあ、8ヶ月を短期間と思うか、は人によるだろうけど。
   
   
身体のだるさは依然としてあります。
でもね、今は週4日、走ってる。
これは、僕の仕事の上で必要だから、とか、そういう部分もあるから、後遺症の厳しい人、みんなもやろうよ、とは言わないです。
   
ただ、身体、鍛えること、考えてみたらどうかなって思うの。
無理ない範囲で体を鍛えて、で、無駄なことはしないで、毎日早く寝る。
食べ物も、健康的であるように吟味して、栄養をちゃんととって、食べ過ぎず、
できる限りいっぱいしっかり寝る。
  
ただ、悩むだけじゃなくて、身体のために、
今まで、一生懸命、自分のために動いてきてくれた身体にしてあげられること、
必死に考えて、身体のために、自分ができること精一杯やってあげる。

時間はかかっても、必ず、身体は応えてくれる、って信じてやってみるんです。
人生かかってるんだ。そのくらいは絶対できる。

     

まだ空いてるよん

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5月24日(水) 銀座てらす
 

「お話と生弾き語りの会」
 

開場18時

開演18時30分

¥4000

(ドリンク持ち込み可アルコールもOK)
    

銀座てらす 

東京都中央区銀座1-20-11銀座120ビル4F

(最寄駅・東銀座 銀座一丁目)

  

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