今朝、柳楽裕也主演「ターコイズの空の下で」の監督、KENTAROからLINEが来た。
KENTAROは、血は日本人だけど中身はフランス人。
だいたいスペインで育ってフランスに住んでる日系フランス人。
日本語もかなり上手いし、英語も、スペイン語もフランス語も話せる。

今は、フランスなのか、日本に来てるのか、わかんないけど、そういえばだいぶ久しぶりだ。
       

   
去年、「体の調子がよくなったら飲もうね」って言ったまま、フランスに帰っちゃったから。

  
基本、大抵は、 Sammy!! とだけラインしてきて、1日2日、その後が続かなかったりする人なんで、
Hi Long time no see とだけ返して放置。
明日あたりまた連絡が来るだろうから、日本にいるなら会いたいな。
   
       
  
去年の今日、4月26日。
肉のプロフェッショナルである友人と、
水のプロフェッショナルである友人、
    
夫婦二組で、眼の手術からの快気祝いをしてくれた。
手術は無事に終わり、視力も落ち着き始め、そろそろプロテクターゴーグルもしなくて良くなった頃だ。
歌の練習も再開し、でも、実は全然歌えなくなっていて、、そこから考えて考えて、
必ず良くなる、歌えるようになる、を信じて、日々トレーニングに勤しんでいた頃だ。

 



水のプロフェッショナルは、自身が、予想もしなかったひどい病気にかかり、
たくさんの困難を乗り越えてきた人だ、きっと、いろいろ心配してくれていたのだろう。
    
肉のプロフェショナルであり、その上僕の好みを知り尽くしている友人が厳選してくれたメニューは、もうただただ美味しくて、若い頃、いくらでも食べられたあの胃袋が今はもうない事を痛感しつつも、やっぱり、ああ、肉っていいなあ、と遠い目になって食べた。 

やっぱりね、誰かが気にしてくれる、って心の支えになるもんだよね。
志郎さん、本田さん、いつもほんと、ありがとうね。
いつも、なにかがあるときにこうやって力をくれてる。
       

トレーニングとリハビリは順調に進み、この後、6月22日、京都ライブで復活した。

   

  

長かったー、って書いてるけど、、

本当に長かったのは、この後だったんだ。
この時は、わかっていなかった。
この後に、ミュージシャン人生変わるほどの、長い長い、
 
僕のパーソナルな「コロナ禍」

が来る事。


今も終わっていない。
一生終わらないのかもしれない。


でもね、人間って、そうやっていろんなものを抱えて生きるものだよ。
だから、人生は面白い。
どんな事もかならず糧になる力になる。

この程度のことならどうって事ない。
          
  
今、改めて、長く闘病していらっしゃる方々をほんとうに尊敬する。
僕にそんな強さは、あるだろうか、いや、そんな強さを持てるだろうか、、って思う。
毎日のように、芳織ちゃんを思い出す。  

 



今日は、コロナ前なら正直、本気でやろうとは思わなかった、
   
   
「お話と生弾き語りの会 第二弾」
  
続けていきたいと思うのです。

なんなら、いずれ、

「通常ライブ、ではなくて、お話と生弾き語りの会、をお願いしたい」
  
なんてオファーをもらえるようになりたいな。
最初はまず、生、にこだわりたいと思ってるけど、そのうちたまには、大会場で音響入れて、っていうところまで育っても欲しい。

全国で、できるようになりたいな。楽しいし。
 
がんばります。