個人的B面の名曲

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ということなんだけど、つまり
ネタに困った時に、こんなネタで書いたらどうでしょう、ってまあおススメを提示してくれているんですね。

     

で、、僕はほとんどそれをご利用になることはないんだけど、今回、
   
「個人的B面の名曲」

というオススメネタがあって、
これはもう、僕の大得意分野だなぁ、、、と思いまして。


僕の個人的B面の名曲は、

さだまさしさんの「指定券」

実は僕は最近になって、思い出したのね。
指定券、そう言えば、B面だった・・・って。
   
A面は、線香花火。
グレープを解散して「さだまさし」名義のソロになって最初のシングルだった。
 

 

  
僕は当時10歳。
小学校4年生。

たぶん、山形の年上のいとこに、グレープ時代のレコード、
朝刊、ほうずき、無縁坂、と言った名曲を聴かされて、


その流れでさだまさしを知っていたのだろうが、
線香花火はどうやって知ったのか、そういうのは全然覚えていない。

 

でも、線香花火、が聴きたいと、シングルレコードを買ったのは覚えている。
そして、線香花火が目的で買ったレコードではあるけれど、
このB面だった、

「指定券」

が、もう、これがまたさだ節炸裂の大名曲で、
なんなら、こっちがA面で良かったんじゃないか??
なんて思ったりもする。
   

       
とは言え、A面「線香花火」は、僕がギターを始めた、幾つもあるきっかけのうち
大きな一つだったとも思う。
それほど、線香花火のイントロのギターは印象的だ。
僕の中では、
         
イーグルスの「ホテルカリフォルニア」
ローリングストーンズの「アンジー」
ビートルズ「ミッシェル」
あたりに匹敵する、名イントロだ。
「線香花火」は、それらよりはるかにシンプルだけど。

ひとつ、ふたつ、みっつ、で始まって、
じゅう(10)を感じさせる言葉で終わる歌詞も白眉。
  

  
中学生になってから、この線香花火と同時に発売になったデビューアルバム
「帰去来」(ききょらい)も購入した。

実は、僕は、2021年の12月に自分がアナログLPレコードを製作するのをきっかけに、
レコードにはまって、中古レコードを結構買い漁り、帰去来、は、今、LPレコードでまた持っている。



この時代、

音楽をレコードで購入して聴く、という楽しみ方をしてきた時代の人には、
   
またレコードを聴いてみる、

ってすごいオススメです。

  
今の、サブスクなどですべて便利に容易に音楽が賄えることを悪くいうつもりは全くない。
それはそれで素晴らしいことだ。
   

   
ただ、めんどくさいのにわざわざアナログレコードで、
あの頃の歌、を聴いてみた時、
音楽が、まったく違う価値を持っていたことに気付いたりする。


僕は、かなり良い音で聴ける設備も持っているけれど、
実は、たった7000円の安物のレコードプレーヤーでよくレコードを聴いている。
  
2021年の11月に、僕なりにいろいろ調べ、試して、
気楽にレコード生活を始めるポイントなどを押さえた、
  
「一万円で始めるレコード生活
 ミュージシャンが激安レコードプレーヤーをレビュー」
  
という投稿を出した。

 


この投稿の中で、7000円の激安プレーヤーを、もちょっと工夫して良い音にする、
って言うやり方を出してる。
  

    
ただ、僕はその後、結局、この7000円のプレーヤー単体で
そのままレコードを聴いていることが結構多い。
なんとも無責任な感じはするけれど、この投稿で書いた外部スピーカーを繋げて鳴らす方法は、やっぱりなかなか秀逸なアイデアだと思う。
 
ちなみにここで紹介した激安レコードプレーヤー
今は、社会情勢もあって、少し値上がりしてしまった。

当時、僕は6980円、で買えたので、7000円としてた。
   
投稿みてもらうとわかるけど、僕のは黒です。
あれから一年とちょっと経ちますが、故障などの問題もなく、
とても元気に今も活躍しています。
        

     

 

 

 
 
 
 



良い音、ではない。
でも、なんだろう、昭和の、小学生の頃に聴いたような、懐かしい音。
すこーし、回転もよれるのか、若干安定感のないところまで、
僕にとっては「味」


クリアーな音質で、完全な状態で、
そういう音楽を聴きたければ、いくらでもデジタル機器で聴ける時代。
そんなもの、この安物のプレーヤーに求めない。

今、僕はたぶん、癒し、で音楽を聴く時、
これを一番使ってる気がする。


音質がどうこう、とか、一生懸命気にして音楽制作するクセに、
こんな安っぽい音で音楽を聴くのが好き、なんて、言って良いのかな・・・

でも、楽しいんです。