ほとんど外に出ないから、
食べ物と、音楽制作と、思い出話ばかりになる。
  
オーストラリアに行ったばかりの頃、
最初、病気になって、下記投稿で書いたように、マクドナルドのマネージャーらしき人にに救われた。
    

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昨日の記事に続いて、ぷちバズった話その2
こちらはアメトピにしていただいて、僕のブログ最大アクセスになった
オーストラリアに行ったばかりで、マクドナルドですごい親切にしてもらった話。

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で、体調が戻ってから、今度は、食べ物がどうにもならず・・・
行ったばっかりころ、って何を食べていいのかわかんないし、
何食べても、信じられないほど不味くて、
サンドイッチとか、どうしたらこんなに不味く作れるのか、、、
ってびっくりするほどで、、

でもね、これは、あくまでも、行ったばっかりで、
現地の人の普通の外食に飛び込んじゃったから、と言う話。

これも、慣れると、だんだん「オーストラリア味」って事で良くなってくる。
    
     
ミートパイなんか、その頃にも食べたけど、
あんまり不味くて完食できなかった、
でも、、その後、ゴールドコーストに暮らす頃には、好物になってた。



これ、ミートパイwith マッシーピー

って言う。

ミートパイの上に、チキンストックで煮たグリンピースをマッシュしたやつを乗せる。
今じゃ、オーストラリアに行ったらまず食べたいもの、代表格。




で、、そんなわけで、シドニー到着から2週間くらい
食べ物が合わなくて、チーズとクラッカーばかり食べてた僕は、
53キロまで体重が落ちた。
173cm  53キロ。 日本を出た時は59キロあった、
さすがにこのままじゃまずい、って思った。
(っていうか、、59キロで普通だったなんて、
 軽かったんだなぁ、、
 ちなみに、38くらいまで体型変わらなかったのに、
  日本の食べ物が美味しすぎる、というのが最大の問題) 
      
  
その後、マクドナルド、KFC、を挟みながら、
少しずつ、食べ物に慣れていこうとして、
まずい、と思ったものも絶対に7回は食べる、って決めて食べてた。


行ったばかりの頃、中華街をちらっと見たけど、
なんだかどこもちょっと入るのが怖そうで、一旦躊躇。
もうちょっと慣れてから、いこう、、なんて思ってるうちに、
なぜだか、行かずにいたのね、

で、ある時、


あ、中華街があるじゃないか、って思い立って行ってみた。
なんか、中華食料品店、みたいなのが多くて、
どこに何を売ってるのかもわからないし、
高級レストランみたいなのは、モーレツに気後れして入れない店構えだったし、、
どうしよっかなぁ、、ってみてたら、
    

        
立ち並ぶ看板の中に「飲茶」という文字を見つけた。
飲茶、をヤムチャと読むことは知ってた。
でも、どういうものかはよく知らなかった。
なのに、なんだか、ものすごく「飲茶」をやってみたくなって、
店の入り口はちょっと怖そうな感じだったんで、おそるおそる入って行ったんだけど、
もう、階段の途中からいい匂いがするわけです。

中はすごい広くて、人がたくさんいて、みんな食事してて(当たり前か)
テーブルの間の通路を、給食運ぶステンレスのカートみたいなのを押した
お給仕さん、が何人も行き来してる。
     
どうしていいのか、わかんなくて、かるく呆然としてたら、

これ、、僕一生忘れないと思うけど、

チャイナドレスの上半身ほら、こういうやつ

が、シャツになってて、下半身は、スーツパンツみたいなのはいた、
 
    
もっ!っっっっっっっんのすごく綺麗なオネエさんが、
   

飲茶は初めて??
みたいに聞いて来た。

その時は、だいぶ英語も慣れ始めてて、言われてることもだいぶわかるようになってた。


そうなんです、どうやって食べたらいいですか?

って、聞いたら、
オネエさんは、
   
   
簡単簡単、ウエイトレスが、カートでいろいろ運んできてみせるから、
好きなものを取ればいいの。
日本人???
   

って、テーブルに案内されて、席に座ったら、またオネエさんがカートのお給仕さんと一緒に来て、

こう言うのが人気があるのよ、みたいに、

海老蒸し餃子、と、豚のスペアリブの豆豉蒸し(豆豉蒸排骨)を
出された。

海老と豚は好き? 嫌だったら断っていいのよ?

     
もう、僕は海老より豚よりオネエさんが好きです。
と言いたいところだけど、それなりにモジモジしていたので、、

い、、、いえーす、

と答えて、とりあえず食べた。

ちなみに写真は当然その時のもんのではないけど、

左が海老蒸し餃子(これは少し野菜が入ってるタイプ)
右下が豆豉蒸排骨



目ん玉飛び出ましたね。
  
世の中にこんなに旨い食べ物あるのか??

くらいに飛び出た。
ほんとうに美味しくて、またお茶がうまい。
あとはもう、運ばれてくるもの、片っぱしから食べてった。
     
食べ物が合わなくて、困ってて、いきなり美味しいと思うもの出された、
20歳です。
  
もう爆食して、、動けないくらい食べた、くらいの感じで・・・
   
お金払う段になって、、、、うわー、、これ、結構取られるなぁ、、、
って、またビビり始めた。
日本人だってのもわかってるし、、、、、、
うわー、、ぼったぐりバーみたいな値段言われたらどうしよう。。。。

ってビビりまくってお会計したの。


そしたら、これも忘れない。

34ドル30セント
日本円のイメージでは、3430円。
   
あんなに食べたのに・・・
動けないほど腹いっぱいなのにに・・・
     
    
さっきのオネエさんが会計してくれたんだけど、
びっくりして、、
ずいぶん食べたねぇ、、、、みたいに言われて。

  
そっから、もう、しょっちゅう飲茶ですよ。
流石に、その後一人でその値段まで食べたことはない。
当時は、ほんとうに安かった。


で、、そっから太りましたよ。
すっかり元どおりになりました。

       

今もオーストラリアに行けば、
ブリスベンに大きい飲茶の店もある、
ブリスベンのちょっとゴールドコーストよりに、
サニーバンクって、中華系の人が多い町の飲茶もうまい、
そして、ゴールドコーストにも、小さいけれど、美味しい店もある。







これ、大好物のサテ・カラマリ。

イカのカレー味蒸し、とでもいうかな。



日本にいて、時々、飲茶的なもの食べる。
でも、なんか、やっぱりちょっと違う。
美味しいけど、違う。

コロナになって、やっぱり、オーストラリア、
ゴールドコースト、いまだに僕の土地だ、って思。
帰りたいなぁ、、、って思う。