フィギュア週間 | senow

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フィギュアスケートをメインに、好き勝手語ってます。
最愛のスケーターはジェフリー・バトル

カナダ・ナショナルに始まり、ユーロ、全米と
スケートFanがCS漬けになる日々がようやく終わりました…。
私は普通にCS録画待ち派なんですけど、それでも追うのに結構必死でした。

個人的には全米がやっぱり興行的には1番面白いかな~と思いました。
本当に一発勝負だから、選手側の緊張感も半端ないし
逆に言えば、GPSの実績が(比較的)関係ないので
無名選手の下剋上もありうるのが、駒の多いアメリカだけに面白いですね。

その全米は未来ちゃんとムロズさんの結果が予想以上に悪かった(泣)のを除けば
割と順当な結果で、とりあえずアボットが去年と同じ轍を踏まなくてホッとしました。
でも、なにより嬉しかったのは、ワグナーの4年振りのワールド進出!アップ

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彼女ほどの選手が3年もワールドに出られなかったことを考えると
あらためてアメリカは層が厚いのだなと思います。
4年前のワールドは、彼女、FSの滑走順が安藤選手の次だったんですよね。
ミキティが涙の途中棄権を申告する横で、凍ったような視線で
それを眺めていたワグナーの姿を覚えています。
心の動揺と、待ち時間の調整がうまくいかず、初ワールドの彼女のFSは
あまり良い出来ではありませんでした。


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ポニーテールが良く似合う元気少女だった彼女も、今やブラックスワンを
迫力たっぷりに滑れる華やかな女性スケーターになりました。
ニースでの活躍がすごく楽しみです。


ユーロでは、まぁ、プルシェンコは言わずもがなですが、個人的には
男子2位のガチンスキーが印象に残ってます。
アボットのように滑りながら音を奏でるスケーティングとか、客を乗せるとか
そういう技量はまだないと思いますが、FS冒頭の4-2-2を見て
ああ、この人は本気でプルシェンコに勝ちに来てるんだなぁと。
勝つためのジャンプ構成で、実際にそれをこなしてしまうあたり
去年のワールド3位はまぐれじゃなかったんだなと思いました。


カナダ・ナショナルはそれこそケヴィンがアボット同様、去年の二の舞に
なるんじゃないかと心配で心配で、SPなんか観る前から吐きそうだったんですけど
こちらも安全策とは無縁のジャンプ構成で、めでたくワールド出場を決めてくれました。
女子は彗星ガール、ケイトリンのSPが素敵過ぎました。
是非四大陸で観たいと思いましたが、ジュニアワールド行きなんですね。
個人的にはちゃんと優勝したラコステにワールドに行ってもらいたいです。