福岡県吹奏楽コンクール(高等学校の部) | 大歩 悠(おおぶ ゆう)ブログ《悠歩路私記》

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主に吹奏楽やマーチングなどの音楽鑑賞、、ミュージカル鑑賞、舞台鑑賞、スポーツ観戦に行った記憶、感想を書き記していくブログ

今日は、福岡サンパレスで開催された福岡県吹奏楽コンクール(高等学校の部)に行ってきた。


プログラム



小倉商業の吹奏楽部(45名)は、課題曲でⅡ『マーチ「エイプリル・リーフ」』を演奏。

さわやかな雰囲気で流れていくクラリネットやフルートの響き、華やかなトランペットやトロンボーンの響き。

グロッケンの響きキラキラ。かっこよく低音を響かせるコントラバス。

きれいに木管楽器と金管楽器が響き合っていた。


自由曲は、『ブリュッセル・レクイエム』を演奏。

クラリネットが響いて始まっていく穏やかな雰囲気の流れを、断ち切るように力強いトランペットの響き。

荒々しい雰囲気の流れとなってパーカッションのシロフォンの連打の響きが、かっこいい。

終盤の穏やかな流れとなって広がっていく演奏は、大きく心に響いてくるものがあった。

ここまでの部員たちの努力の積み重ね、県大会にまで出場を果たしてきた頑張りを考えると、部員たちが懸命に表現していく思いが音に乗って聞こえていたようで、鑑賞していると胸がいっぱいになる響きだった。

シロフォンやマリンバの力強い響きが印象深く、重厚な盛り上がりを示した締めくくりまで聞き応えがあった。

きれいなフルートパートの響き、低音を響かせるコントラバスの演奏も、かっこよかった。

表彰式では、ステージ上で陽気そうな部長さんの姿で和んだ。

銅賞という結果で個人的にショックだったけど、好きな演奏で良かったと思う。

一般の観客の感じ方と音楽の専門家の感じ方は、違っていた様子。

あまり詳しく音楽の専門的な事は、分からないけど小倉商業の演奏の響きが好き。

これからも部員たちで、いい演奏を作り上げて前向きに頑張って欲しい。

個人的に最高の『ブリュッセル・レクイエム』の感動表現お疲れ様でした、ありがとうございました!!


近大福岡の吹奏楽部(38名)は、課題曲Ⅱ『マーチ「エイプリル・リーフ」』を演奏。

きれいに木管楽器と金管楽器が響き合っていた。フルートの響きも好きで良かった。

自由曲は、『マカーム・ダンス~ウインド・アンサンブルのために~』を演奏。

ゆったりした流れ、スピーディーな流れの展開それぞれの表現が聞き応えがあった、いろいろな楽器パートの響きだった。

表彰式で銅賞という結果ながら、かっこいい響きだった演奏お疲れ様でした!


北九州市立高校(55名)は、課題曲Ⅱ『マーチ「エイプリル・リーフ」』を演奏。

さわやかに響き合う、木管楽器や金管楽器の響き。

きれいなフルートやピッコロの響き、低音を響かせる2人のコントラバスの部員さんの演奏が、かっこよかった。

自由曲は、『ラ・フォルム・ドゥ・シャク・アムール・ションジュ・コム・ル・カレイドスコープ』を演奏。

ゆったりした流れでのフルート、オーボエ、ソプラノサックスが、きれいに響いていた様子。

重厚な雰囲気の響きでのトロンボーンの響きも、かっこいい。

いろいろな楽器パートの聞かせ所があったよくで、多彩な雰囲気の表現で聞き応えがあった演奏だった。 

表彰式では、金賞で九州大会に推薦おめでとう!!

かっこいいコントラバスの部員たちも、九州大会でも頑張って欲しい。


北筑高校の吹奏楽部(55名)は、課題曲Ⅱ『マーチ「エイプリル・リーフ」』を演奏。

クラリネット、フルートの響きが好き。きれいに木管楽器と金管楽器が響き合っていた。

自由曲は、『ラッキードラゴン~第五福竜丸の記憶』を演奏。

ピアノに続く流れで響いていく、クラリネットの響きが好き。

荒々しく重厚な響きの流れでのトランペットやトロンボーン、ホルンの響きも印象深かったようで、かっこいい。

穏やかな雰囲気で流れていく響きは、心に響いてくるものがあってフルートの響きも好き。

強いメッセージが込められた重厚な響きでの締めくくりは、この曲のテーマを見事に表現していたようで最初から最後まで聞き応えがある演奏だった。

表彰式では、銅賞という結果。一般の観客目線で鑑賞していると見事な演奏だったと思うけど、音楽の専門家と感じ方が違う様子。

それでも個人的に好きな演奏だったと思う。お疲れ様でした!!


大牟田高校の吹奏楽部(55名)は、課題曲Ⅳ『行進曲「道標の先に」』を演奏。

トロンボーンが力強い響きで存在感を示してあたようで、良かったと思う。

木管楽器と金管楽器が、きれいに響き合っていく演奏。

ピッコロも力強く響いていて、かっこよかった。

自由曲は、『眠るヴィシュヌの木』を演奏。

ゆったりした流れでのフルートやピッコロの、きれいな響き。ハープも響いて表現豊かに彩っていく。

力強い流れでのトロンボーンの響きも、かっこよかった。

ピアノ、ハープ、フルートやピッコロ、ソプラノサックスも響いていたようで、きれいな響きの流れで清々しい。

広がりのある演奏となって重厚な響きの盛り上げも聞き応えがあった。

きれい。そう思える感動があった、素晴らしい演奏だった。

表彰式では、銀賞という結果ながら個人的に大好きな演奏で感動表現ありがとうございました、お疲れ様でした!!


精華女子高校の吹奏楽部(55名)は、課題曲Ⅳ『行進曲「道標の先に」』を演奏。

この曲を精華が演奏すると、すごい厚みを感じる。

ステージに部員たちが入ってくる時からオーラがあって、すごい響きを聞かせてくれそうな雰囲気を出していたようだった。

きれいなフルートやピッコロの響きも、さっそく素晴らしい。

トランペットやトロンボーン、低音を響かせるコントラバスの演奏もかっこよく聞き応えがあった課題曲の演奏だった。

自由曲は、『バレエ音楽「中国の不思議な役人」』を演奏。

序盤から、さっそく見事な音の厚み。一般の観客から見たら難解で複雑な印象の演奏が、巧みに響き合っていたようで圧倒されていく。

クラリネット、フルートやピッコロの響きも、すごい。トロンボーンの響きが、かっこ良すぎて素晴らしい。

コントラバスが、低音を響かせるだけでなく弓で弦をカチカチ鳴らしていたような演奏など存在感を示して、かっこいい。

難解な雰囲気ながらも重厚な響きで圧倒し続けた驚異の表現力で、すごい演奏だった。

表彰式では、金賞で九州大会に推薦おめでとう!!

九州大会でも、この表現力を極め上げて今できる最高の演奏でベストを尽くして頑張って欲しい。


八幡南高校の吹奏楽部(55名)は、課題曲Ⅱ『マーチ「エイプリル・リーフ」』を演奏。

さわやかなクラリネットやフルートの響き。そしてピッコロの部員さんは、大きく動きながらの躍動感がある演奏だったようで印象深い。

低音を響かせていた2人のコントラバスの部員さんの演奏も、かっこよかった。

きれいに木管楽器と金管楽器が響き合って、さわやかな八幡南の演奏だった。

自由曲は、『セルゲイ・モンタージュ』を演奏。

ゆったりとした流れで、きれいなフルートやピッコロの響き。

力強い雰囲気となっていく流れで、かっこいいトランペットやトロンボーンの響き。

そして、部員たちが大きく躍動感がある動きで演奏していく見せ場もあり、力強い演奏とパフォーマンス。

ピアノが響いてから続いていく流れでの、きれいなフルートの響きが好きで素晴らしかった。

低音を響かせるコントラバスの2人の部員さんの演奏も、かっこいい。

ゆったりと広がりのある演奏から重厚な響きの盛り上がりもあり、多彩な表現で聞き応えがあった。

表彰式では、銀賞という結果ながら個人的に大好きな演奏だった。

きれいで清々しく、さわやかな響きの演奏を披露してくれた感動表現ありがとうございました、お疲れ様でした!!


全団体の表彰式の結果

吹奏楽コンクールなので金賞・銀賞・銅賞という結果が出るけど鑑賞していると、どの団体の演奏も聞き応えがあって、それぞれの良さがあって良かったと思う。

たくさん好きな響きの演奏があったり、感心したり楽しかったり感動しながら鑑賞できた。

この日に向けて、いろいろあったかもしれないけど懸命に努力してきた日頃の練習の成果を、吹奏楽部員たちがステージ上で披露していた姿が頼もしく見えていた。

いろいろな吹奏楽部の、個人的に好きな楽器のフルートやピッコロ、コントラバスの演奏も、たくさん聞けて興味深く楽しかった。みんな、かっこよかった。

出場していた全ての吹奏楽部の皆さん、お疲れ様でした。

これからも、それぞれの道に向かって前向きにベストを尽くして頑張ってください!!