パーカッション・ソロから開幕して、カラーガードのソロ部門に続いていく。
パーカッション・ソロは、それぞれ力強い響きで思い思いのパフォーマンスによる演奏が繰り広げられていく。
スネアドラムで最優秀賞を受賞した、西短大附の吹奏楽部の部員さんが、かっこよかった。おめでとうございます！
カラーガードは、様々な選曲のBGMに合わせて華麗に力強い動きのパフォーマンスが披露されていく。
和服で和傘を使っていた和の雰囲気の精華女子の吹奏楽部員さん、緑の衣装で陽気な動きを見せていた大牟田の吹奏楽部員さんが個人的に印象深かった。
パーカッションの団体（高校の部）では、活水高校・中学校の吹奏楽部が最初に披露。
『Moon Light』というテーマの通り、ベートーベンの『月光』を演奏していた様子。
厳粛な雰囲気から始まり、力強いバッテリーの響きや動きのパフォーマンス、ピットの響きが融合していく。
序盤の厳粛な雰囲気から、一転して疾走感のある盛り上がりを見せていく、かっこいい『月光』をテーマにした演奏だった。
活水高校・中学校は、金賞と審査員特別賞を受賞おめでとう！
西短大附の吹奏楽部のテーマは、『～native～』
リズミカルな雰囲気の演奏で、力強いバッテリーやキラキラしたピットの響きも、かっこいい。
演奏と共に、何かバッテリーの野性的な動きのパフォーマンスも印象深い。
『～native～』というテーマを思わせる、力強い響きや動きの演奏で楽しませてくれた。
西短は、銀賞という結果お疲れ様でした！
精華女子のテーマは、『Love for…』
白にピンクでハートなどの模様が描かれた衣装で、何か愛についての曲を演奏してくれそうな雰囲気で登場してきた精華の部員たち。
序盤は、どこかで聞いた事があるような曲を演奏。『ひだまりの詩』だったかな？
ピットで演奏していたキーボードが効果的に響いて、暖かい雰囲気となっていく。
終盤には、また聞いた事があるような曲を演奏。『愛をこめて花束を』だったかな？
力強いバッテリーの響き、ピットの響きが融合していきながら、かっこいいながらも心暖まる雰囲気の幸福感に満ちたような、ほのぼのした演奏やパフォーマンが繰り広げられていく。
コーラスもあったりして、清々しい！
こういうパーカッションの演奏も、いいと思う。
まさにテーマ通り『愛』を感じさせるような優しい表現で感動、すごく良かった！
精華女子は、見事に金賞と最優秀賞を受賞おめでとう！！
熊本工業のテーマは、『Carnival』
後方のプロップで雰囲気作りをすると、ピエロみたいな衣装の部員たちが、一輪車に乗っていたりなど、おもしろいパフォーマンス。
陽気な雰囲気の表現が繰り広げられていきながらも終盤は、力強い響きなど、かっこよく盛り上げ。
『Carnival』というテーマ通り、鑑賞していて楽しいパーカッションの演奏やパフォーマンスだった。
熊本工業は、金賞を受賞おめでとう！！
福大大濠のテーマは、『flowing』
黒や白という色調のクールな雰囲気の衣装で、バッテリーとピットの響きやパフォーマンスが融合していく大濠サウンドは、今回も健在。
大会によって様々な姿を見せてくれる大濠が今日は、かっこいい姿を存分に見せてくれた。
福大大濠は、見事に金賞と最優秀賞を受賞おめでとう！！
カラーガードの団体（高校の部）では、まず大牟田高校の吹奏楽部が披露。
テーマは、『INVENTION』
去年のM協マーチング『科学の方程式』の白衣の衣装、大道具や小道具などを使って雰囲気を再現していくようなパフォーマンス。
不思議な雰囲気が健在ながらも、きれいでダイナミックな動きの表現が繰り広げられていく。
最後は、台の上で白衣を着ている部員さんがフラスコを高々と掲げ、実験成功の喜びを表しているようなパフォーマンスが、感激が伝わってくるようで良かった。
両手で、羽根のようにカラフルなフラッグを持ってのパフォーマンスは、幸福感に満ちているような感動があって、すごく良かったと思う。
今回も大牟田の実験成功、カラーガードも成功で素晴らしいパフォーマンスだった。
大牟田高校は、見事に金賞・審査員特別賞を受賞、全国大会に推薦おめでとう！！
活水高校・中学校の吹奏楽部のテーマは『Fun☆Funny☆Fantasy』
『ディズニーファンティリュージョン』の曲が流れていたようで楽しい。
ゴールドなど、色とりどりの様々なフラッグによるパフォーマンスが繰り広げられていき、カラフルで華やかな表現の数々。
キラキラした模様が入った青いボールを掲げたりのパフォーマンスも、かっこいい。
カラフルな色彩による表現が印象深く楽しく、きれいな演出に満ちたカラーガードだった。
活水高校・中学校は、金賞を受賞おめでとう！！
専大玉名VENTURESのテーマは、『大阪あるある』で絶対、何かやりそう。
カツラなどで仮装して、大阪のおばちゃんが買い物をするような様子が繰り広げられていく。
後ろには『だいこん』と書かれた、八百屋の台があって『パート』と書かれたエプロンを着た店員みたいな部員たちがパフォーマンス。
懐メロ（昔の日本の歌）や、大阪のおばちゃんの曲みたいなBGMも笑わせてくれる。
フラッグの代わりに『大売り出し』と書かれた店頭の、のぼりが使われていたり、ライフルが野菜（大根？）の柄のようだったり大根の作り物を持っていたり、大阪のおばちゃんの買い物パフォーマンスが次々に繰り広げられていく。
個人的に好きなツボを突いてきて、コテコテな大阪の雰囲気に満ちた大爆笑の独創的な表現。
なぜ熊本県の専大玉名が、こんな大阪風の内容を考えた？！と思いながらも、いい意味でやり過ぎのカラーガードだった。専大玉名いいね、素晴らしい！
専大玉名は、見事に金賞おめでとう！！
精華女子の吹奏楽部のテーマは、『本当の自分を生きる～愛～』
フラダンスみたいな雰囲気の衣装で登場しながらも、厳粛な雰囲気の中で力強い動きのパフォーマンス。
中盤から『レット・イット・ゴー』が流れて盛り上がりを見せていく。
左右から青や水色の巨大な長い布が数本、横切っていくパフォーマンスは、神秘的な雰囲気。
たくさんの、カラフルなフラッグによる表現が繰り広げられていったり何か明るい方向へと向かっていくような感動がある、きれいなカラーガードだった。
熊本工業のテーマは、『The Rose』
名曲に乗せてダンス、ライフルやフラッグを使ったパフォーマンス。
優雅で力強い動きの表現から真っ直ぐに思いが伝わってくるような感動がある、きれいなカラーガードだった。
熊本工業は、銀賞という結果お疲れ様でした！
福大大濠のテーマは、『傀儡謡』
いつもの大濠レッドのカラーの衣装を着た部員たちが、東洋風？のBGMに乗せて流れるように力強い動きのパフォーマンスを繰り広げていく。
難解な文字を用いたテーマからの、かっこいい大濠のカラーガード表現は、今回も健在で見応えがあった。
福大大濠は、金賞を受賞おめでとう！！
神村学園の吹奏楽部のテーマは、『平和～その先に～』
『イマジン』が流れ、白い清涼感のある衣装を着た部員たちによるパフォーマンス。
白いフラフープを使ってフロアいっぱいに広がったりしていく光景は、神秘的な雰囲気。
たくさんのカラフルなフラッグが広がっていく光景も、きれいな表現。
円形などになったり、力強く優雅な動きのパフォーマンスが繰り広げられていき、清々しさのある、きれいなカラーガードだった。
神村学園は、金賞・全国大会に推薦おめでとう！！
全出場者の披露が終った後は、専大玉名VENTURESが演奏やマーチング。
『エンター・ザ・ギャラクシー』は、大好きな曲でユーフォニアムの響きも印象深く、大感激で感動。
『Mr.インクレディブル』の演奏も、さすが専大玉名かっこいい。
『ダンシング・ヒーロー』では、バブリーダンスも披露。またユーフォニアムの響きも好き。
最後は、『シング・シング・シング』で盛り上げ締め。楽しい、かっこいい！！
さすが専大玉名、一気に観客を魅了して素晴らしい演奏やパフォーマンスだった。
バトン世界大会 出場者３名によるパフォーマンスも華麗、ダイナミックで見応えがあった。
今年の全九州カラーガード・パーカッションコンテストは、いろいろな出場団体による中身が濃い大会だった。
力強く迫力がある響きだけでなく感動表現もあった、パーカッションの演奏。
カラーガードは、好きな曲がBGMで流れていたりして楽しかった。
出場者が選曲したBGMで、どんなふうに表現してパフォーマンスを展開していくのか興味深さもあって、見応えがあった。
様々な出場者の思いが伝わってくるようで優雅で、きれいな素晴らしいパフォーマンスの数々だった。
出場者の皆さん、この日に向けて頑張ってきた見事な成果の披露お疲れ様でした！！
