八女学院の吹奏楽部:AMG meets YMG | 大歩 悠(おおぶ ゆう)ブログ《悠歩路私記》

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主に吹奏楽やマーチングなどの音楽鑑賞、、ミュージカル鑑賞、舞台鑑賞、スポーツ観戦に行った記憶、感想を書き記していくブログ

今日は、おりなす八女で今年も開催された《AMG meets YMG》に行ってきた。


プログラム

八女学院(YMG)の吹奏楽部(マーチングバンド)が、プロのジャズバンドのAMGと共演する演奏会で今年で開催3回目。


PART1は、AMGと八女学院(YMG)が共演するステージ。

トランペットが響いて『Sumnon The Heroes』で華々しく開演。

ゆったりした聞き所、終盤に力強い盛り上がりがあったり、ピッコロの響きも良かった。


『Highlights from LaLaLand』は、名作の演奏曲で親しみやすく楽しい。

フルート、クラリネット、アルトサックスやソプラノサックスのソロの見せ場があったようで、かっこよかった。

『I Remember Clifford』では、AMGと八女学院のトランペットの部員さんが共演で響かせて見せ場を作り、かっこよかった。


『If Don't Mean A Thing』では、八女学院の金管パートとAMGが互いに席替えをして演奏。

AMGの席に移った八女学院のトランペット、トロンボーン、サックスパートが見事にジャズのサウンドを響かせていた様子。

フルート、トロンボーン、トランペットのソロの見せ場もあったようで、かっこよかった。


『Tea for Two』では、AMGの席に移った八女学院の金管パートだけでジャズを演奏。

バンマスのドラムの部員さんが、撮影していたカメラに向けて決め顔を見せたり陽気に盛り上げていた。
 

Part1の最後の『The Incredibles』では、再び八女学院とAMGの共演で力強い重厚サウンド。

パーカッションのヴィブラフォンの響きも印象深かったようで、かっこよかった。


Part2は、AMG単独のステージ。

ゲストのTOKUさんが、横浜から電話でAMGの演奏と歌で共演という企画で始まったかと思ったら、ステージに登場という演出。

プロのジャズバンドのAMGの演奏に合わせて低い声で歌い上げ、かっこよかった。


AMGの演奏は、トランペットもトロンボーンもサックスも、どの演奏も見聞きしていて楽しく素晴らしい響きの演奏だった。

ゲストとの歌があったり、小田美代子さんのクラリネットの演奏も、新たなクラリネットの魅力を実感させてくれるような、力強く伸びがある見事な響きで迫力があった。

TOKUさんが歌うジャズ風の、ももクロの『行くぜっ! 怪盗少女』も新鮮な感覚の響きで、かっこよかった。

Part2最後の『Smile』は、暖か味がある演奏と歌の好きな響きで良かった。


Part3は、再び八女学院とAMGが共演のステージ。

『The Pink Panther』では、八女学院の高山先生やAMGのメンバーが刑事役。

頭にピンクの、かぶり物の八女学院の部員たちが怪盗を演じていくコント風の演出。

ステージ後方のスクリーンでは、RPGのゲーム風の画面が上映されて盛り上げ。

八女学院の怪盗を演じていた部員たち二人が、かわいく盛り上げていた。


Color Guard show“Strong”では、AMGの演奏に合わせて八女学院の部員たちがカラーガードを披露。

カラフルなフラッグ、ライフル、青いフラッグを使って華麗な動きで力強く表現していき、きれで見事なパフォーマンスだった。

カラーガードの部員たちは、インタビューを受けて大会で成功した喜びなどを語っていた。

八女学院のカラーガードの強みを聞かれると、みんな美人と強気に答えて頼もしい。

最後には、カウントダウンから観客に笑顔の決め顔を見せるパフォーマンス。八女学院のカラーガードかわいい!


Percussion show“Phasell”では、力強い響きのバッテリー、優しい響きのピットが、単独のステージを披露してから共演。

それぞれの良さを存分に披露して、融合していく八女学院のパーカッションのサウンドは、かっこよかった。

ピット長の部員さんも、インタビューを受けて演奏と共に見せ場。

好きな楽器がヴィブラフォンと答えていた。力強さと優しさが魅力との事。


八女学院の様々な役割の部員たちが、インタビューを受けていた。

笑顔で楽しそうに答えていた、マニュピレーターの部員さんも印象深い。トランペットに対する熱意を語っていた副部長さんも、かっこよかった。


Marching show“Midnight Toys”は、去年のM協マーチング。

力強い響きのサウンド、くるみ割り人形の動きを表す、かわいらしいパフォーマンス、きれいにフラッグで彩っていくカラーガードの部員たち。

整然とステージ上で動いていく隊列の動き。クラリネットの響きも、かっこいい。

今回も見聞きしていて楽しい、くるみ割り人形のマーチングだった。


Part3の最後は、『Sing Sing Sing』でジャズの力強いサウンドで軽快に楽しく盛り上げ。

アンコールの流れになると『In The Mood』を演奏しながら、八女学院の各楽器パートを紹介。

それぞれのパートの部員たちが前に出て来て、陽気な動きを見せながら紹介されていた。


これにて、毎年恒例の音楽イベントのような《AMG meets YMG》が終演。

今年もジャズバンドとマーチングバンドの共演という、ここでしか鑑賞できない中身が濃く充実していた演奏会だった。

めったに聞けないプロのジャズバンドの演奏が興味深く、かっこいい演奏者たちだった。

八女学院の吹奏楽部は、パーカッションと共にフルートやピッコロの響きも素晴らしい響きで良かった。

カラーガードの部員たちの表現も、きれいで見事に彩っていて良かった。


八女学院(YMG)とAMGの皆さん。今年も見応え・聞き応えがあったコラボ演奏会ありがとうございました、お疲れ様でした!!