個人的には、いろいろ予定が重なって今年初の精華女子高校 吹奏楽部の演奏の鑑賞という事で、楽しみにしていた。
会場は、うきは市文化会館（白壁ホール）
定期演奏会の告知ポスターが貼ってあった。
今回は、２年生や１年生が出演して80名による演奏会との事。
第１部は、ファンファーレが響いて『チェリオ・マーチ』で開演。
個人的に今年、鑑賞した精華の演奏の１曲目は【精華といえば、これ！】な『チェリオ・マーチ』
みんなで演奏したり歌ったり、華やかで楽しいオープニング。
トロンボーンの響き、様々な楽器パートの部員たちが立ち上がっていく演出も、かっこいい。
続いて、東京オリンピックのマーチを披露で『チェリオ・マーチ』に続いて華やかで楽しい演奏。
『ランニング・オン・ウッド』は、パーカッションの二人がシロフォンを演奏している所に、もう一人が入ってきて演奏。
さらに、もう二人が登場してくると演奏中のシロフォンを両側から押したりして移動させていく。
コミカルで、おもしろいパフォーマンスで笑えながらも息が合ったパーカッションの部員たちの演奏が見事。すごかった。
『サクソフォニア』は、アルトサックスの二人、テナーサックス、バリトンサックスの４人が前に出てくると演奏していく。
サックスパートも見せ場を作って存在感を示し、かっこよかった。
第１部の最後は、『スピリティッド・アウェイ』（千と千尋の神隠し）を披露。
大好きな宮崎駿 監督の名作の、久石譲さん作曲の名曲集。
きれいなフルートやピッコロ、グロッケンやヴィブラフォンの響き、弦バスやチューバの低音の響き、オーボエの響きも印象深かったようで聞き応えがある演奏。
シンプルに、ゆったりと、広がりのある盛り上がりなど多彩な表現が響いてきて素晴らしかった。いい選曲と演奏ありがとう！
第２部は、部員たちが各楽器パート別にカラフルな衣装を着用して演奏。
弦バスの部員さんは、ベースに持ち替えての演奏で、かっこいい。
第二部でも【精華といえば、これ！】な曲の数々を披露していく。
『オールディーズメドレー』では、サックスパートやトランペット隊、カラーガードの見せ場かっこいい！
『風になりたい』は、軽快にパーカッションが盛り上げながら部員たちが元気に演奏していく。
今回の、いつもの見せ場の決めのコールは『大好き、うきは、イェーイ！』
しっかりと、うきは市の皆さんに向けてサービス演出。
『Swing,Swing,Swing』も盛り上がっていく曲でカラーガード、トランペット、バッテリーの見せ場かっこいい！
様々なヒット曲メドレーでは『ジンギスカン』で、いつものジンギス隊の皆さんも登場すると力強いダンスパフォーマンスを披露。
『恋』でカラーガードの部員たちが得意な恋ダンスを披露したり、『360°』でドラえもんのイラストパネルが登場したり、いつものパフォーマンスも健在。
『海の声』では、ステージ上の部員の指示に合わせて、観客がサイリウムを振っていく。
ステージ端で『SEIKA』や『ノリペン』イラストのネオンが光っていたり、きれいな演奏と光の演出だった。
『お祭りマンボ』では、ハッピ姿の部員たちがステージ上や客席の通路で踊ったりなどのパフォーマンス。
更にフルートの、みずほさんがマイクを持って熱唱、しかも上手！
『精華のキヨシ』のみずほさん、かっこいい！ 頑張りましたね◎
昭和のアイドル曲メドレーも披露。これも最近の【精華といえば、これ！】になりつつある様子の演奏曲。
平成生まれの部員たちが、リアルタイムで聞いていない曲を演奏したりダンスパフォーマンスを見事に再現していく。
保護者の方々にアドバイスをもらったのかな。いいね、かわいい！
今回の演奏会は、うきは市で開催という事で地元の筑後地方 出身の部員たちが紹介されて、あいさつや意気込みを言っていく。
うきは市 出身の部員さんが一人居て、しっかりコメント。地元に帰ってきて、いい所を見せて頑張りましたね◎
朝倉市や久留米市 出身の部員さんも、あいさつや意気込み。緊張している様子に客席から「頑張れー！」と暖かい声が飛んだり、和やかな雰囲気になっていた。
そんな故郷に思いを込めて部員たちが前に出てきて横列に並ぶと、『ふるさと』を演奏しながら歌っていく。
客席で観客も歌っていたり、清々しい時が流れていった。
『美女と野獣』では、登場人物の雰囲気の衣装を着た部員たちが登場してくると演奏に合わせてダンスパフォーマンス。
その衣装が巨大なフォークが付いた頭飾りとか、体の所で両開きになる扉が付いた衣装とかドレスとか凝った作りで、すごかった。
ステージ端では、歌っている部員さんが雰囲気作りをして盛り上げ。
華やかな衣装の演出で楽しませつつ、きれいな演奏や歌声が響いてきて感動的で素晴らしい『美女と野獣』だった。
第３部では、まずカラーガードの部員さんのソロのショー。
不思議な雰囲気で躍動感ある動き、フラッグを使った華麗なパフォーマンスが見事な表現で、かっこよかった！ 頑張りましたね◎
続いて、ステージ上の限られたスペースを最大限に活用してマーチングを披露。まず『FIRESTORM』や『EL TIGRE』
ステージいっぱいに広がった部員たちが客席に迫ってくるように、整然と動いて隊列を形成していく。
トランペットやトロンボーンやサックスの響きが、かっこいい。フルートやグロッケンの響きも好きで良かった。
『RISE AGAIN』のマーチングは、特に好き。暖かく優しい響きの演奏や表現で感動する。
何回も鑑賞したけど今日も、すごく良かった。こんなに心に響いて感動するようなマーチングを見せてくれて、ありがとう！！
ここで終演とならず、お決まりのアンコールの流れになると『SHINE DOWN』の演奏やパフォーマンス。
部員たちが掲げていた今回の、いつもの一文字ずつのボードは『だ・い・す・き・う・き・は』だったかな。
最後は、『Y.M.C.A.』の演奏。部員たちが客席の通路に下りてきてダンスパフォーマンス。マイクで歌っていたのは、フルートの部員さんだったようで、かっこいい。
明るく元気に盛り上げて、これにて終演。
今日は、今年初の精華の演奏を鑑賞。久しぶりに、いつもの【精華といえば、これ！】な曲の演奏や演出の数々を存分に鑑賞できて楽しかった。
うきは市に来たのは、今日が初めてで今回は、精華の演奏会を楽しんで北九州から、いい日帰り旅行になった。
精華女子高校の吹奏楽部の皆さん、筑後地方でも精華らしい良さを存分に披露で充実していた演奏会の開催を、ありがとうございました、お疲れ様でした！！
