『グランドフィナーレ』と題してカウントダウンなどのイベントが開催されていたそうで、行っていたお客さんのツイッターに様々な動画や画像が投稿されていた。
シンボルのスペースシャトルの周りで音楽が流されて色々なライトアップで照られされている中で、たくさんの花火が打ち上げられていき、走っていくヴィーナス(ジェットコースター)に載せられている花火も噴き上げられていった。
もう笑ってしまう程に驚いて、すごかった! 最後にスペースワールドが『こんな事が出来るぞ!』という意地を見せつけてくれたようだった。
本当にそう。こんな見事な花火のショーを披露できるスペースワールドすごい!! あれを、もう披露出来ないのが残念ですね。
ユーチューブでは、FBS福岡放送がスペースワールド閉園までの様子をネット中継していた。気になって寝られずに見続けた。
インタビューを受けていたお客さんたちのコメントの数々から、スペースワールドが大好きな思いが伝わってきた。
それらを聞いていると「こんなに愛されていたスペースワールドが何とかならなかったのかな?」という、悔しさと無念の思いでいっぱいになった。
キャラクターたちの最後のステージショーの映像も流されていた。
ライブハウスみたいな雰囲気になっているステージで、アメリカ風のバンドが登場してくるとキャラクターたちと演奏や、洋楽や邦楽の歌を繰り広げていて楽しく、かっこいい。
ダンサーたちも華麗なパフォーマンスで彩っていた。
スペースワールドで、ここまで本格的なライブみたいなショーを披露していたのは、知らなかった。
こんなに素晴らしいショーも披露していたスペースワールド、すごい! これも、もう披露できないのが残念ですね。
次々に止まっていく遊具や、持ち場を離れていくクルーたちの姿が閉園を実感させていく。
午前2時に、ついに閉園。その後も、お客さんたちが正面の出入口のゲート前に名残惜しそうに集まり続けていて、午前3時過ぎに完全閉園。
寂しさの中で、やりきった感なのかクルーたちの笑顔に救われた。最後の、お客さんたちに向けてクルーたちが敬礼をする姿は、かっこよかった。
スペースワールドの完全閉園まで全て見届けて、FBS福岡放送のユーチューブでのネット中継の配信も終了。
スペースワールドは、高校時代に毎日、電車から眺めながら九州国際大学付属高校に通っていて、そこにあるのが当たり前の風景だった。
学校行事の遠足で行っていたりもして、親近感がある地元のテーマパークだった。
閉園が近い時期には、閉園を告知するCMが流されていて内容やBGMの歌に心を揺さぶられて、見る度に感動させてくれた。
北九州市のテーマパークの営業としては、終了となったけど宇宙(おうし座の417光年先にある『スペースワールド』という命名が認められた星)に移転するそうで、ロマンがある締めくくり。
北九州市民の自分にとって、印象深いテーマパークだったスペースワールドの事は、決して忘れないと思う。
27年間、本当にお疲れ様でした、ありがとうございました! 最後まで全力でやりきったクルーの皆さんも、ネット中継で見届けさせてくれたFBS福岡放送の皆さんも、お疲れ様でした!!