あなたの夢は、叶います。

ただ、
自分の思った通りの形で
叶うとは限らないだけです。

人のあらゆる思考は
目的があります。

その目的も夢、
と見ることができます。

そしてその目的は
たいていは叶うのです。

なぜ”たいてい”かといえば、
その夢が他者に依存しているときは
その相手次第で叶わないことが
あるからです。

でもこれって、
逆を見れば
夢が”自分次第”であれば
よほどの偶然でもない限りは叶う、
ということを意味しています。


叶っていても
「叶った」と思わないのは
それが夢ほど貴重ではない目的
である場合です。

例えば、
飲み物を飲みたい、
という目的を持つと、
当然のように飲み物を手に入れて
飲んで、それで終わります。

そのときに
「飲めた!やった!すごい!」
などとは思いません。

なぜなら、
それは”自分次第”な目的であり
今まで何度も経験があって
次も当然のようにできるとの
自信があるからです。

一方で、もしそれが、
”相手次第”な目的であり
今までやった経験がなく
次やったらできるかどうか
わからないようなことであれば
きっと「やった!すごい!」と
小躍りするほど喜ぶに
違いありません。

そんな感動が欲しいなら、
”相手次第”な夢を持つことです。

しかしそのためには、
「思ったのと違った」
という状況に出会う覚悟を
持った上で持つことです。

そうでないと
「思ったのと違った」
という状況になったときに、
相手を操作して
無理にでも「当初に思った通り」
にしたくなってしまうからです。

そのために
相手に協力を求めるなら、
それは生きるのに役立つ道なので
何も問題ありません。

説得して協力を得られれば
「当初に思った通り」になりますし、
部分的にOKをもらえば
部分的に「当初に思った通り」
になります。

しかし相手への接し方が
「相手を支配する接し方」だと
それは生きるのに役立たない道なので
問題となります。

何が問題かといえば、
あなたの感じるしあわせが
増えないことが問題となります。

相手に犠牲を払わせてでも
自分の思い通りにすることは、
「相手より自分優先」であり、
相手との関係が支配関係となり
共同体感覚が高まらない状況が
整ってしまうのです。

共同体感覚とは、端的にいえば、
自分の居場所がある感覚です。

そんなしあわせそのものの感覚である
共同体感覚が増えない活動を
目先の個人的利益のためだけに
してしまうのは、
ものすごくもったいないことです。

なぜなら、
そんなことのために
生まれてきた人なんて
誰一人いないからです。

そんな感じるしあわせが
増えない生き方を
わざわざ自分で選ぶことなく、
反対の感じるしあわせが増える生き方を
いつでも選べるあなただからです。


”相手次第”の夢は、
”自分次第”の夢よりも
困難が多いです。

その困難を避けようとすると
「相手より自分優先」となり
相手を支配したくなりがちです。

そんなときに
共同体感覚が高まる生き方を
再選択するために
ものすごぐ役立つものがあります。

誰でもいつでも
使えるものです。

それは、勇気です。

勇気とは
困難に立ち向かう心の活力です。

その勇気を使うことで
「相手より自分優先」から
「自分より相手優先」を
選びなおすことができます。

端的に言えば、
相手を支配しようとする自分から
相手に協力を求めようとする自分を
選びなおせる自分となれるのです。

つまりは、
勇気を使うと
夢が叶いやすくなるのです。

さらには、
夢はどこかに記録しておき、
叶ったかどうかを確認することです。

時間がどれだけかかるかは
夢によってさまざまですが、
当初に思った通りの形か、
そうでない形か、
の可能性も考慮しながら
確認することで、
多くの夢が叶っている事実を
確認することができるでしょう。

自分を観察することって
本当に大切ですし、
人生から喜びが生じるような
生き方をする上で
とても役立つことなんですよね。





お読みいただき、
ありがとうございます。

プロコーチ10年目、常楽でした。



成功しかない

退屈を感じたら、大成功している

失敗したくない人の目的は「成功」ではない

目的は「成功」か「成功したと見られること」か























ACE COACHING's Services here