■二重の害
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20211109/08/yurushino/ae/07/j/o0640042715028716039.jpg?caw=800)
厳しい教育には二重の害があります。
アルフレッド・アドラーは
そのことについて
「いくら強調しても
し過ぎることはないことだ」
と言っています。
その二重の害とは
・信頼関係が崩壊する
・自己決定性の侵害
この2つです。
厳しい教育は
「おしつけ」なので
教育を受ける側は
されてもうれしくありません。
いくら正しいことを「おしつけ」しても
信頼関係は構築されず
険悪な関係にしかなっていきません。
厳しい教育を受ける側は
どうしたら厳しい教育をする人から
離れることができるか、ばかりを
考えるようになるでしょう。
これは共同体感覚を低下させる
要素ばかりです。
共同体感覚を高めるのは
・自己受容
・他者信頼
・他者貢献
の3つをすることですが、
厳しい教育の中ではそれができません。
・厳しい教育を受けてる自分はNG
(自分を自分で守れない)
→自己受容できず、
本音と建て前に分裂する。
・相手は自分の敵
(自分の課題を奪う人を
自分の仲間と扱うのは困難)
→他者信頼できず、対人関係は
対等な関係でなく上下関係ばかりが
刷り込まれる。
・自己犠牲すると相手に貢献できる
(その貢献はすればするほど悲しくなる)
→他者貢献をすればするほど
自分がすり減る状況なので、
次第に厳しい教育をする人に
貢献することが苦しくなる。
■相手の役に立つ教育
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20211105/09/yurushino/9b/c3/j/o0640042615026595059.jpg?caw=800)
アルフレッド・アドラーは
相手の役に立つ教育には
「自由」と「自治」が
あると言っています。
「自由」とは
自己決定性、つまり自分のことは
自分で決めていることが自然であり、
その自然な状況下では主体的に行動できる。
すなわち、自由である、ということです。
「自治」とは
決定した結果の責任は
本人が持つことです。
その結果に、
うまくいかないこともあれば
うまくいくこともある。
そうして相手自身の責任で
成功までの道を自力で歩くことで
自信を感じられるようになったとき
はじめて教育は役割を果たす、
というわけです。
教育する行為自体に
優越感を感じていたら
それは厳しい教育になっている
可能性が高いです。
教育の相手が
自信を感じたときに
優越感を感じていたら
それは相手に役立つ教育を
している可能性が高いです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20211108/08/yurushino/6a/8a/j/o0640042715028193223.jpg?caw=800)
お読みいただき、
ありがとうございます。
プロコーチ9年目、常楽でした。
一緒に楽しくなりたければ、上下関係より対等を選ぶ
「褒める」は上下関係、「感謝」は対等な関係
教育とは、うまくいった事例の共有
子育て・教育の目標
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20211109/08/yurushino/ae/07/j/o0640042715028716039.jpg?caw=800)
厳しい教育には二重の害があります。
アルフレッド・アドラーは
そのことについて
「いくら強調しても
し過ぎることはないことだ」
と言っています。
その二重の害とは
・信頼関係が崩壊する
・自己決定性の侵害
この2つです。
厳しい教育は
「おしつけ」なので
教育を受ける側は
されてもうれしくありません。
いくら正しいことを「おしつけ」しても
信頼関係は構築されず
険悪な関係にしかなっていきません。
厳しい教育を受ける側は
どうしたら厳しい教育をする人から
離れることができるか、ばかりを
考えるようになるでしょう。
これは共同体感覚を低下させる
要素ばかりです。
共同体感覚を高めるのは
・自己受容
・他者信頼
・他者貢献
の3つをすることですが、
厳しい教育の中ではそれができません。
・厳しい教育を受けてる自分はNG
(自分を自分で守れない)
→自己受容できず、
本音と建て前に分裂する。
・相手は自分の敵
(自分の課題を奪う人を
自分の仲間と扱うのは困難)
→他者信頼できず、対人関係は
対等な関係でなく上下関係ばかりが
刷り込まれる。
・自己犠牲すると相手に貢献できる
(その貢献はすればするほど悲しくなる)
→他者貢献をすればするほど
自分がすり減る状況なので、
次第に厳しい教育をする人に
貢献することが苦しくなる。
■相手の役に立つ教育
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20211105/09/yurushino/9b/c3/j/o0640042615026595059.jpg?caw=800)
アルフレッド・アドラーは
相手の役に立つ教育には
「自由」と「自治」が
あると言っています。
「自由」とは
自己決定性、つまり自分のことは
自分で決めていることが自然であり、
その自然な状況下では主体的に行動できる。
すなわち、自由である、ということです。
「自治」とは
決定した結果の責任は
本人が持つことです。
その結果に、
うまくいかないこともあれば
うまくいくこともある。
そうして相手自身の責任で
成功までの道を自力で歩くことで
自信を感じられるようになったとき
はじめて教育は役割を果たす、
というわけです。
教育する行為自体に
優越感を感じていたら
それは厳しい教育になっている
可能性が高いです。
教育の相手が
自信を感じたときに
優越感を感じていたら
それは相手に役立つ教育を
している可能性が高いです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20211108/08/yurushino/6a/8a/j/o0640042715028193223.jpg?caw=800)
お読みいただき、
ありがとうございます。
プロコーチ9年目、常楽でした。
一緒に楽しくなりたければ、上下関係より対等を選ぶ
「褒める」は上下関係、「感謝」は対等な関係
教育とは、うまくいった事例の共有
子育て・教育の目標