おなら

どうしようも
ありません。

出ますから...


相手の前でしたら
嫌な思いを、させます。

嫌なことを知っててしたら、
嫌がらせです。

そこで相手が暴力認定すれば
暴力になりうることです。


そんなおならでも、
使い方次第で
楽しくなることもあります。




くさいのはイヤ。

イヤと感じることで
人は近づきません。
身を守ってるわけです。

敏感に反応するのは
それだけ重要だから。

変な表現だけど
それだけ価値を
認めているということ。


そんな価値を持ったものは
諸刃の刃、使い方次第で
悲しくもなるし
楽しくもなる。



私の父親は
人の前でおならはしませんが(多分)
家族は「人でない」ようで
目の前でします。

本人いわく
「出たら、失礼と言うんだよ」

失礼と言うと
相手は許す、と思ってるようです。

されて許したこと、ありませんけど(怒)



出たときには
「しつれい」と
嬉しそうな顔をして言ってくる。

音が聞こえないと思うと
黙ってたりする。

そうやってマウンティングするのが
楽しいのかもしれませんね。

マナーとして
おなら出そうなら、トイレなど
他人に害を及ぼさなさそうな
場所まで行ってから出した方が、
お互いの平和が維持されますね。




子供とトレッキングで
山道を歩いているときに
おならが出そうになりました。

「ちょっと先に行ってて」と
子供に伝えるのですが、
まとわりついて離れてくれません。

近くに居たいそうで
言葉で伝えてもわかってもらえない。

うれしいのか悲しいのか
複雑な気持ち...

「なんで?」と訊かれて
「おなら出る」とは言いたくなかった。

だから
「これからガス漏れ事故が起きるよ!」と
言ったらわかったみたい。



「くさい!くさい!」と
楽しそうに先へと走る。
まだ出てないんですけど...

「出た?出たの?」と
振り返って訊いてくる。
そんなに大声出したら
他の人にも聞かれてしまうでしょ...

まあ、そこで出てくれて
屋外だから風に吹かれて
ガス漏れ事故は
平和に終わってくれる。

そう思ってたら
子供はまたくっついてきて
「くさいね!」と
すごく楽しそうに言ってくれました。



そんなやりとりをすると
子供も、同じようにしてくれます。
「わたしもやる」って(笑)

出るのがわかるときは
「あ!ガス漏れ事故!」と言って
害のなさそうな距離まで離れて
出してくれます。

突然出てしまったときは
「あ!ガス漏れ事故!ごめんね」と
おしえてくれました。



一方、自宅で
ついうっかり
子供がいる前で
おならが出てしまったことがあります。

「あ、ごめん!」
そう言って急ぎ換気をするのですが
その前に空気清浄機が反応して
ぶおーん!と音が大きくなりました。



それを見た子供は
おならって空気清浄機に反応する、と
学んだようで

「わたしもやる」と意気込んで
自分もおならが出るのを待ってました。



「あ、出る!」
ついに出そうになって
急いで空気清浄機の前へ。

空気清浄機の前で「プッ」と出たら
空気清浄機のランプが
緑色から赤色になって
ぶおーん!とファンの音が大きくなる。

「できたー!!」
「くさい、くさい!」

歓喜。
くさいで、楽しくなってる。



おならでこんなに
踊りだしたくなるような
歓喜するなんて...
今思い出しても笑えます。



子供は成長したら
そんなことはもうしてくれませんが

今でも話題になると
一緒に大笑いしてます。




おなら。

出てしまう、もの。


出すタイミング次第で
悲しくなったり、
楽しくなったり。

その態度で
相手を大切にしているかどうかも
伝わりますね。



あなたなら
どんな使い方をしますか?



お読みいただき、
ありがとうございます。

プロコーチ7年目、常楽でした。


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