〇〇だったらいいのに、と
他人に言われたり、する。

その期待に応えたいと感じたとき、
確認したいことがある。

それは、
何をどのくらいやったら
期待に応えることになると
自分は思っているのか?




期待をかけた側が
「期待に応えてくれた」と
感じるかどうかは、
その期待した人の心次第。

機嫌がよかったら「応えてくれた」と思い
機嫌が悪かったら「応えてくれなかった」と思ったり。
状況によってわからない。

だから、期待に応えることを目的にするには
不確定要素が多く、ふさわしくない。

相手のことは、相手次第だから、
自分では決められないし。




目的として持つなら
自分で決められることにしたい。

相手の期待を、
自分の決められることに落とし込むには
「何を、どのくらいやるか」を
明確にすればできますね。

そして、
可能ならそれを相手に確認したい。

「〇〇だったらいいのに」
「なるほど、そしたら□□を
□□程度にできたら、いかがですか?」
「おお、それならいいね。」
みたいな。





関係者が多かったり
お金がからんだり
規模が大きかったりすると
自然と達成条件も具体的にしていきたくなる。

でも、小さなこと
例えば家庭や友人との
ちょっとしたやりとりなどは
あいまいのままになりがち。

これら小さなことも
適度に具体化することで
余計なストレスを増やさずに済みますね。





期待について確認する習慣ができると
お互いにそれが普通なこととなる。

あいまいなものは減っていき、
整理整頓な空気の中で存分に呼吸できます。



シンプルだけど、とても大切ですよね。



お読みいただき、
ありがとうございます。

プロコーチ7年目、常楽でした。


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