イヤなものはイヤ
スキなものはスキ
こんなの、理由なんてない
だから、どうしようもない、です。



で、それって
どうしようもないから
なんとかしなくちゃいけないこと?

って違います。
そのまんまでいいんです。

目の前に花が咲いていたら
花はただ咲いているだけ。
それをなんとかしなくちゃいけない
なんて考える人、いません。

見て、きれいとか、ヤダとか
感じるだけ。

そんな感じ。


社会通念とか
常識とか
周りの人たちの反応とか

それにそろえて
イヤなものをスキと言ってみたり
スキなものをイヤと言ってみたり。

その表現は自由
自由だけど、
本心を「無いもの」としないでねって
言いたくなっちゃいます。

ちゃんと心や身体は感じていて
それは思考とは違ったとしても
あなた自身の本質。


お子さんが海の波が怖くて
足先すら海に入れない。

でも
「入ってみたい」
「入ったらどうなるかを知りたい」

そんな好奇心なんかや
大人のススメに押されて
少しずつ波に近づく。

今まで逃げてたけど
同じ場所に立っていたら
波が足に当たった!

最初はびっくりするけど
波が足に当たっても大丈夫とわかる。

そうしてだんだん海に入っても
大丈夫とわかっていく。


イヤなもの
スキなもの
目的をもったときに
変えたくなったりすれば
お子さんと波のように
自分自身にゆっくり経験させてあげればいい。

木はいきなり曲げると折れるけど
湿度と温度など必要なものを与えつつ
ゆっくり曲げれば、折れずに曲がる。

変えたくなったら
あなたの最適なスピードで変えていけばいい。


全部、望めば、なので
とくに望まなければ
何も変える必要なんて、ありませんよね。


イヤなものはイヤ
スキなものはスキ
そう感じる自分って
なんて愛おしいのでしょうね。
ハグしてあげてね。


お読みいただき
ありがとうございます。


プロコーチ7年目、常楽でした。


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