家族の中で
否定するときは力いっぱいだが
肯定はそうでもない人、いたりしませんか。


否定するときって
出てきたものにNOと言うだけなので
簡単です。

否定することで相手の勢いを減らせるので
自分の勢いが増したと感じられたりもします。

その差が大きい方が
それだけ自分の力を感じられたりするので
否定を力いっぱいするのは
快感なのかもしれません。


逆に肯定するのは
出てきたものにYESと言うだけなのは
NOと同じように簡単ですが、
言った後の展開がNOよりも読みにくいので
リスクが増えるため言いにくくなたりします。

肯定すると相手が勢いづくため
自分の勢いが減ったように感じます。
自分が優位にならないため
否定のときのような快感はありません。

しかも家族は
いくら否定しても関係は続きます。

友人に向けて否定をすると
離れてしまう不安がありますが
家族になると忘れてしまうことも。



家族間の関係を良好に維持したいなら
肯定を増やしていきたい。

言われたことを否定したくなったら
ただ「NO」と言って否定するだけではなく
あなたの意見と私の意見は違いますね、
相談しましょう、といった感じでやりとりすれば
否定なんてなくなってしまいますね。


単に否定するよりも
コミュニケーションに労力が増えますが
それによって得られる利益は
すごいです。




お読みいただき
ありがとうございます。

プロコーチ7年目、常楽でした。


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