先日、大阪に乗り入れているJR東海のキハ85系による特急「ひだ25号」を撮影してきましたが、キハ85系の特急「ひだ」の大阪編成を模型でも再現すべく、最新バージョンの基本セットを確保することができました。

 

KATOの「キハ85系<ワイドビューひだ・ワイドビュー南紀> 4両基本セット」(品番10-1404)の新品で、第三世代の製品(2017年発売→こちら)になります。品薄状態もあって、先般オークションで激戦の末に、税込みのメーカー希望販売価格をかなり上回る金額になりましたが、なんとか落札することができました。

 

上から、①キハ85-7,②キロハ85-9,③キハ84-12(M),④キハ85-1104です。

 

 

①キハ85-7

 

 

 

②キロハ85-9

 

 

③キハ84-12(M)

 

④キハ85-1104

 

 

現在のキハ85系による特急「ひだ」の大阪乗り入れ運用は、JR西日本の列車無線がデジタル化されていることから、先頭車は専用無線設備を搭載した特定車両で構成され、「大阪編成」や「大阪ひだ」とも呼ばれて、通常時は普通車のみの3両編成で運行されており、次の通りです。

(大阪方) キハ85-0番台+中間車キハ84+キハ85-1100番台 (高山方)

 

①+③(M)+④で構成したキハ85系による「大阪ひだ」を再現した3両編成です。

 

 

多客時には、キハ85-1100番台やキハ84を増結した4両~5両編成もあったようです。

2両目に中間車(第二世代の中古品)のキハ84(T)を増結して、①+増②+③(M)+④の多客期4両編成を再現してみました。貫通形先頭車のキハ85-1100番台を増結した4両~5両編成を再現するには、セットばらしの単品を更に入手する必要がありますが、かなりのプレミア価格になっており躊躇してしまいます。

 

 

残ったキロハ85は、別の形で登場します。

「大阪ひだ」には使用しない②キロハ85は、名古屋発着の編成に連結されていました。

 

最後に手持ち車両を総動員して、両先頭車が非貫通キハ85-0番台となった名古屋発着イメージの6両編成にしてみました。

高山線内での、(岐阜方) ①+②+③(M)+④+増②+増① (高山方) の6両編成です。

 

高山方の増結2両(増②+増①)は、以前に投稿した通り第二世代の中古製品(→こちら)で、増②がキハ84-8,増①がキハ85-8の陣容です。

 

キハ85系の「大阪ひだ」を再現する望みが漸く叶いました。更に、先頭にグリーン車(キロ85)を連結した高山線での富山編成を再現するには、増結セット(品番10-1405)が必要になります。

 

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