先日聞いた
ある画家さんのお話。
その方は
企業から依頼を受けて
絵を納品されています。
画家とは別のお仕事もされているし
未就学児を育てるママでもある。
やることがたくさんあり
物理的にとても忙しくされていました。
その方がこんなふうに
おっしゃっていたんです。
「絵には自分の状態が
全て現れる。
疲れた時
気分が乗らない時に
無理をして描いても
いいものができないから
描かない。
なるべく自然体で穏やかな状態でいられるよう
瞑想をしている」
絵に向き合う時間をつくり
限られた時間で仕上げるためには、
自分の状態(体も心も)を
整えておかなければいけない。
というのが
私の考えです。
アートに限らずですが
仕事って
自分の状態がもろに出ますよね。
というか
自分の持てるものをすべて出さずして
仕事で成果出すって相当難しいと思うんです
力を抜いてやっても成果が出せるほど
器用じゃないし
天才でもなんでもないし
どれほどやる気があっても
体調が悪ければ
本来の実力は発揮できないし。
子どもやパートナーのことで
悩みを抱えながら
いい作品を生み出すなんて
私には無理ゲーです
だからと言って
仕事にする以上
気分が乗らないからやらないというのは
ただのわがまま。
じゃあいつになったら気分が乗るんだろう
今日休んで明日やろうと
決めたとしても
明日も気分が乗らなかったらどうすんの
明日もお客様を待たせるのかい
気分でやるやらないを決めるのは
リスクが高い。
どうしたら気分が上がるだろう?
どうしたら自分を心地いい状態に
持っていけるだろう?
そういう、
気分を上げる
自分を律するために何をするか?
が明確な人ほど
仕事でも成果を出せるのではないかな。
この画家さんが
瞑想を取り入れているように
私も
睡眠時間を確保したり
半身浴したり
ノート書いたり
自分が心地よくいられて
コツコツ仕事を続けていくためにやってることがあります。
至って普通で
地味なことです
よく
「波留子さんはインスタ投稿を続けていてすごいです」
「コツコツ行動していてすごいです」
と言っていただくんですが
コツコツやるためにはどうすればいいか?
考えて思いついたことを
行動に移しているからかもしれません。
そして
たとえ
気分が乗らなかったとしても
やる。
たとえ
絶好調でなくとも
最高のものを生み出す気持ちでやる。
たとえ
5点でも出す
出し続けてクオリティを上げていく。
そういう気持ちを
持ち続けたいものですねー