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幼稚園の4月は

初めて経験する母親と離れる時間

初めて経験する集団生活



始めから

ワクワクドキドキ笑顔で

登園する子もいれば


朝、泣きながら登園する子もいるし


自分の気持ちをグッと堪えて

登園する子もいるのです

それ以外にも色々なタイプがいます…笑







4月に

たくさん泣いたり

ただをこねたり…と

自分の気持ちを発散できる子は



意外にも


幼稚園に慣れたら

楽しめちゃうタイプなのです


一見、大変そうに見えるし

初めて送りだす母親は心配になるかもしれないけど…




4月の1ヶ月

グッと堪えて頑張って通ってきた

子どもは…


1ヶ月の間に

身体と心の力がフッと抜けることが

できたら大丈夫だけど



ずーっと身体と心に

グッと力を入れていた子は


ゴールデンウィークがあけてから


『幼稚園に行きたくない』と

泣きだしたりするのです





小さい子ども達も

新しい環境に慣れるために

たくさんの感情を味わって

いるんですよね(^^)



子ども達は初めての環境で

経験していく過程で


子どもの感情の出し方も

100人いたら100通り♫



保育の経験がない

ただの下駄箱先生の私は

クラスの枠を超えて

たくさんの子ども達から

たくさんのことを

学ばせて頂きました








保育士や幼稚園教諭を

長く続けていくとね



〇〇なパターンはこれ!

△△なパターンはこれ!…って


自分の保育経験から

保育の仕方

子どもの接し方を


瞬時に編み出すことができるように

なるのですが




子どもが100人いたら

保育も接し方も100通りある‼️


ということを

何十年も保育に携わっていると

忘れてしまうことがあって



いつのまにか

子どもを『この子はこういう子』

決めつけて


パターン化しまうことがあるから

気をつけなければいけないと

思うのです


大人がその日によって気分が違うように

子どももその日の気分がある




私の目を『かわいい目をしてる』と

褒めてくれた3歳の男の子はね



3歳でそんな言葉を言ってしまうぐらい

感受性の高い子だったので


幼稚園という集団生活は

いったいなんぞや?って感じで


クラスに入れなかっただけでした




お母さんは

そんな息子を笑って見ている

肝っ玉母さん的な人だったのと



担任の先生が

子ども優先的な考え方だったおかげで




本人が

クラスに入らず

入り口から中をのぞいてい

一日が終わっても



それをダメとせず


その男の子が自分から

入ってくるまで


何度も名前を呼んだり

おもちゃを入り口に運んでくれたり…笑




その間は

もちろん私も側にいて

一緒に遊んだりしました



私の仕事は

この男の子が

クラスに馴染むよう促すこと!




この男の子が

どれくらい

そんな生活をしたのか?


昔のことで忘れちゃったけど…





この男の子が

クラスに入っていく瞬間は

今でも覚えている





担任の先生が読む絵本に

吸い込まれるように

私の手を持って

クラスの中に入っていって



スーっと手が離れ



友だちと笑顔で遊び始めて…






あ〜もう大丈夫👌って

私だけクラスを出たのです



私の役目はここまで(^^)





✨✨子どもが自分から動き出すのを待つ✨✨



中々の忍耐力がいるんだけど

子どもの力を無条件に信じることが

できて


子どもが自分から

一歩前進していく姿を見ることが

できる保育士の仕事って

なんていい仕事なんだ〜って


初めて経験させてもらったのが

この3歳の男の子だったのです(^^)




そうそう

忘れてはいけないのは




保育の考え方が同じ

保育士同士の連携です

子ども優先的保育を考えられる保育士が揃うと

保育が楽しくなります♪




保育園や幼稚園では

常に情報共有していきます



保育の考え方が

多少違っても


お互いを信じ合って

保育をすると



保育士も楽しいし

保育士の『楽しい』が

子どもに伝わり


良い保育になるんだよ

当たり前だけど…



        続く