娘は県立高校に進学します。
合格発表で
安堵したのもつかの間
制服代¥101,620
教科書代¥26,190
体操服¥23,000
運動靴、帽子代¥10,400
合計¥161,210
給料1.3ヶ月分
覚悟はしていたけれど
これに加え
スポーツ障害保険やら同窓会費やら
学費は高等学校就学支援で賄えるとして
これが
私服OKの学校なら?
ってつい考えちゃうんですよね。
運動する時は、手持ちのスポーツウェアと靴でよくない?
指定なしだと、貧富の格差があらわになるから?
でも、貧しい家庭にとっては指定の体操服や運動靴は負担が大きい。
勉強したくて入るんだから出費は当然という考えもあるでしょう。
でも、お金がないという理由で進路が限定される、スタートラインさえ立てない現状は、人材育成の観点ではマイナスじゃない?
家庭環境で行きたいところに行けない。
奨学金制度もあるけど、貸与型は借金で、条件なしの給付金は難しい。
学習意欲があるなら、通学にかかる費用(制服、教科書代)含めて公的に補助してもらえないのでしょうか。
実際に支援を受けるには、学力・スポーツ面で秀でた所がある、本人に明確な意思、意欲がありそれをやり遂げる能力があるなどハードルは高い。
制度はあっても、条件を満たせないから支援を受けられない貧困家庭はどうなるのでしょうか。
軍事費、防衛費にかけるお金を、望む人すべてが高等教育を無償で受けられるよう回してもらえないのでしょうか。
生活水準、知的レベルの底上げ、人を育てることに国を挙げて支援することが、なによりの国益、国防になると思います。