今回の事例は車がエブリィのda64vという形式のターボ車なんですがDIYでPCVバルブのグロメットという、なんでしょうか?廃棄漏れ防止のシール剤の古いやつを新しいのに交換しようとしたら誤ってエンジンの中に落としちゃったという事例です
僕もエブリィワゴンのda64wのターボに乗っていて過去にこのエンジンの上部からオイル漏れが酷かったのでエンジンのタペットカバーという上部のカバーをパカっと開けてオイル漏れのシール剤を交換した事があった経験がありましたが
ネットなんかで調べてもタペットカバーを開けるのはなかなか面倒なので合わせて劣化してる部品や再使用不可の部品は交換しとこうぜ!みたいな流れの情報を受けながらPCVバルブのそのグロメットなるゴムの部品も交換した経験がありましたので『あー、あれかー汗結構面倒だったよなー』と心の声が聞こえながら
万が一、そのグロメットの破片がエンジンの方にいっちゃったりすると最悪エンジン載せ替えみたいな30万円コースとかにまでなりかねないかも知れないのでお客様にはエンジンを動かさず、レッカー移動してきてくださいとお伝えしてレッカーされてきた感じでした
エンジンがかけられない状態ですから何人かで車のギアをニュートラルに入れて工場内へ
関係ないですけど真夏の工場は灼熱ですね汗36℃にもなる工場内汗。なかなかのハードモードですがやっていきます
エブリィは運転席助手席の下にエンジンがありますからオイル交換する時もちょっと一手間ありますね。荷物満載の場合は荷物移動しなければいけなったりもします
昔、ハイエースのブレーキのオイルがどこからか漏れているというお車が入庫してきた時がありまして、現場系の作業道具や自作の棚が荷台に満載の車を対応してした事がありまして
そのブレーキオイルが漏れているの箇所がまさかの荷台の真下で更にはブレーキの配管も錆の腐食が酷く交換が必要となったのですが
燃料タンクまで車から降ろさないとブレーキフルードが漏れている場所にアクセスできないと分かりまして、そうなったら荷台の荷物を全部下ろしてから荷台の内張を剥がして
そこから燃料タンクの配線やホース類を外してからようやく燃料タンクを下ろしてブレーキフルードが漏れている箇所の部品交換をしなければいけなった事がありました
それは当然作業=手間なので必然的に工賃が上がってしまいます。作業完了したら荷台の荷物満載の物を全て戻さなければいけない状況なので結果的に税込で11万円くらいの作業になりました
そんな訳で荷台の荷物を下ろさないとアクセスできない修理の場合は荷物を空の状態にしておくと比較的工賃が安く済んだりします
どうやら今回のエブリィは荷物がなかったので運転席、助手席をあげてエンジンが、見える状態からの作業スタートです
ターボ車だからなのか、なんだかエンジンの上に小さい部品が色々付いていたりパイプやらターボチャージャの部品類が多いのでタペットカバーを開けるために外していくのですが、どこにどんなボルトやナットがついていたのかを分かりやすく、後から見返せるように写真を撮っておいたりします
あれ?このボルトはどこだっけ?ってなった時には事前に撮影しておいた写真から『ああ、ここについてたんだー!』とか分かるからです
そんな感じで、配線類なども勢い余って断線させないようにとか
古い車ですとボルトやナットも錆びついていたり、樹脂の部品が外そうとして工具使って力入れると経年劣化で粘りがなく硬化してて容易くパキパキと壊れてしまう事もあったりしますね
錆びたボルトやナットって、無理に緩めようとするとネジ切れてしまう事もあります。そうなると固着を解除するためにガスバーナーで炙って一気に緩めるとか
配線類が近くにあったりするとガスバーナーは使えないので折れたボルトの部分をドリルでくり抜くとかしたりする必要があったりします
錆びてネジ山がおかしい場合はタップやダイスというネジ山を作ってくれる工具で加工が必要だったりとかで結構大変です
そんな訳で丁寧にタペットカバーを外すための作業をしていきます
運転席助手席の間にあるドリンクホルダーやサイドブレーキのレバーのあるセンターコンソールを外し
タペットカバー周りの部品やら配管類を外していきます
エブリィのターボだと車の下側からも配管類を外すために、まずはアンダーカバーを外して
そして、下側からもタペットカバーを外すための作業をしていきます
暑い!頭がおかしくなりそうです汗。36℃にもなる工場内で湿度も助けて、ものの30分も作業したら汗だくですし、整備作業をするためのメカニックグローブという耐久性耐油性の高い薄手のニトリルグローブみたいなゴムのグローブをするんですが
30分もすれば手の平が汗でびちょびちょになりますね
溶接する人だと風が溶接にはNGみたいなので締め切った環境で作業するみたいなことを聞いた事がありますがどんな地獄なんだろう汗
近年では空冷服なる物があるそうで、作業着の中に電動ファンが入っていて暑い空気を逃して新鮮な空気を強制的取り入れてくれるらしい作業着もありますね
また、そう言った塗装作業や溶接する人向けの風や埃がNGな環境の作業員向けの冷却水を循環させる作業着もあるそうですね
凍ったペットボトルの水の入ったパックを背負い、その冷たい水が作業着内のアイスパッド的なやつに循環するのだとか!すごいなー
そんな、風を出してはいけない、埃を舞わせてはいけない環境で作業する時は興味津々のアイテムです
僕は最近導入したスポットクーラーの風に当たりながら、Tシャツ、ペラペラのズボンで作業してますが。それでも暑いんですけどね汗
まあまあ、たまに工場を抜け出して冷たい麦茶とかミネラル豊富な天然塩でも溶いた炭酸水でもがぶ飲みして作業を進めていきます
やはり、ボルトの固着のネジ切れが怖かったものの意外とスムーズには進みましたかね。エンジンの継ぎ目というか、廃棄漏れしやすそうな所には液体の廃棄漏れシール剤を塗布して再使用不可のタペットカバーパッキンを交換して
問題のグロメットの破片も無事回収。新しいグロメットをつけて、あとは戻す作業ですね
ボルトやナットの締め忘れ、配線の繋ぎ忘れ類がないように、作業した所はポスターカラーなどでチェックしてそういうミスがないようにします
最後にテスト走行して問題ないかもチェックします
偶然にもファンベルトというエンジンの周りにかけるベルトな何だか半分くらい千切れているのを発見しました
このファンベルトはゴムの部品ですが、これが走行中に切れてしまうと結構危険で、まずエンジンに付いている発電機のオルタネーターが機能しなくなりますのでバッテリーだけの電気で車の電装系部品全ての電力を補う事になります
つまり、発電機が機能していないので電気を作れず電気に時間制限というか、タイムリミット?カウントダウン?が出来てしまった事になります
バッテリーの電気を使い果たしてしまうと車は走る事ができませんから、走行途中にとまってしまいます
ベルトが切れると、車が止まってしまうだけではいいのですが大事なのはウォーターポンプという部品が止まると言う事は危険度がかなり高くなります
このウォーターポンプという部品はエンジンの発熱を冷却水の循環で冷やしている訳ですが
この冷却水の循環を止めてしまうのはエンジンのオーバーヒートにも繋がる可能性がありますので車のメーターパネルに赤い温度計のマークが点滅したりしたら安全な場所に車を止めて即座にエンジンを切ってください
エンジンがオーバーヒートで焼き付きやヘッドガスケット抜けという症状になった場合は30万円オーバーの修理費用となります
話が脱線しましたがメーターパネルの警告灯の意味も、個人的には理解しておいた方が高額な修理費を払わないで済む生存戦略だと思ったりしました
エブリィのタペットカバーパッキン交換はけっこう工賃高いです。少し手間のかかる作業なんで
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