八戸市 車の整備 エンジンがかからない セルモーター交換 | 八戸市ゆるまる自動車整備の自動車整備日記

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青森県八戸市に2026年7月に新規オープンした自動車整備工場のブログです。何でもかんでも故障したからと言って純正の新品に交換すると値段が高いので中古や社外品を使う等の広い選択肢も提供できるお客様に寄り添う自動車整備工場の日記

八戸市 車の整備 エンジンがかからない デリカ D5


青森県八戸市のゆるまる自動車整備の整備士のタニカワです



今回の自動車の不具合の症状は三菱のデリカD5のエンジンがかからないという症状です


エンジンがかからないと言ってもバッテリーの完全あがったような、始動装置(セルモーター)のボタン押したり鍵を回したりして、クランキング音のキュンキュンというような始動音が全くしないという訳ではなくて


セルモーターが回っているけれど、変な音がしてエンジンがブーン!とかかってくれないという症状です


ジャー!みたいな、とりあえず過去の経験則から聴いたことのない異音。直感的に『これはマズい、、、』というような音なので、とりあえずその始動装置のセルモーターを取り出して診てみないと分からないなーという感じでした


車によって、このセルモーターは簡単に外せる場所にある位置にある車は楽なのですが(簡単な作業の車は工賃も必然的に安いです)、三菱のデリカのD5のある形はエンジンにくっ付いているインレッドマニホールドという樹脂の部品があります


このインレッドマニホールドはエンジンの内燃機関にエアクリーナーのフィルターを通過した新鮮な空気をエンジンの各部屋と言うかシリンダーに取り入れている大きな配管みたいな部品なのですが、、、


このインレッドマニホールドがガバーっと覆い被さっている内側にセルモーターがある。つまりインレットマニホールドを外さないとセルモーターにアプローチできないという構造だと言う事が分かりました汗。ホンゲー!(絶叫)


難易度が高いというか、難しい作業は当然工賃があがります



さて、作業をする前にセルモーターの歯車が当たる部分、トランスミッションのリングギアというデカい歯車みたいのがあるのですが


この歯車の歯は無事なのか?致命的に摩耗したり欠如したりしていないかが心配です


このリングギアがもし致命的なダメージを受けていたりするとエンジンとミッションはくっ付いてますかはエンジンを配管、配線、マフラーストラットのアッパーマウントなどを全て切り離し、エンジンを降ろしてミッションを切り離しリングギア交換というとても大変な作業になります


そんな作業工賃や部品代をお客様が払っても直したいのか問題も出てきます



運が良いことに、ミッションにリングギアの歯車の刃先が見える小窓がありましたので覗いてみると歯車の刃先は少し摩耗しているように見えたものの、致命的な欠如とかはなさそうです


となればセルモーターはさえ新品に交換すればこの症状は直るのではないかと?と思いました。新品と言っても純正の新品は高価ですから、中古再生品のリビルト品(中古部品の中身を分解清掃して消耗品類をリフレッシュしたほぼ新品で2万キロとか2年の保証が付いています)が安心で安いので、ひとまずセルモーターを脱着してみましょう



ボンネット開けて、まずはショートとかすると大変なのでバッテリーのマイナス端子は外しておきました。


エンジンのカバー外したりエアクリーナーのケース外したりスロットルボディに繋がる配管外したり、インレッドマニホールドを留めているボルト、超分かりにくい位置にあって苦戦。リフトを上げて下からカチャカチャ、リフト下げて農家で使ってそうなりんご箱の足場に乗って上からカチャカチャ


そんなこんなでちょっとイライラしながら作業を進めまして、セルモーターをようやく取り外してみると


セルモーターの歯車が飛び出すの傘みたいな部分が割れて、歯車の先端部は削れるような痕跡。これは訳わからん音するわ!というので、リビルト品のセルモーターに交換して、後は逆の手順なのですが



インレットマニホールドにガスケットという漏れ防止のゴムは再使用不可なので新品に交換しながらひたすら戻す作業


部品を組み付けてバッテリーのマイナス端子も組み付けて、いよいよエンジン始動!


ブイーン!


な、直った!


よ、よかったー!


と言う感じで、セルモーターの傘が割れるという珍しい事例でした。セルモーターの故障はスズキのエブリィとかトヨタのアイシスですとか、色んな車がなり得る症状ですね。お仕事の依頼お待ちしております


タニカワ

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