上から順に…
なんとなく面白そうだったので読んでみました。
本にちなんだお話がいくつか入っています。
台風が近づいている日に、70歳で不老不死になってしまって困っている謎の外国のひとに出会ってしまうというちょっと変わった話とか、
新刊が出過ぎて大変だからと、よっぽどの超名作でなければ6年経ったら廃棄されたりインクが消えてしまうような処理をされている世界のお話しとか、
ちょっと怖い不思議なお話たちも良かったですが、
本好きとしては、ゲラの話が興味深かったです( ˘͈ ᵕ ˘͈ )
最近、図書館では「あ行」を重点的に探索しているのですが、
ちょうど自適ブログでゆうたさんが和の心について書いておられた頃に発見して、
タイトルもイラストも作者の方のお名前も完璧ですわ・・・!!
と思って迷わず借りてきました。
表紙に描かれているもふもふたちは、作中でもそこまで大活躍したり大冒険するわけではなく(彼らがキーになる話もあります)、ただただお家でころころもふもふしていて、たいへんよかったです。
お話としても、何やら苦労なさって動物を診るようになった元お医者さんのご家族が描かれる江戸のお話で面白かったです。
読みながら、軍馬を診ていた時代の話は学校で習った気がしますが、江戸時代は資格はいらなかったのか・・と思って調べてみたところ、明治に初めて資格ができて、今の法律につながっているとわかって勉強になりました(・へ・)φ
最近読み進めている作家さんの御本で、少しずつ入手して読んでいるところです。
駅のホームの地下に巨大書庫をもっている駅中書店のシリーズが大好きで、作品中にいろんな気になる御本が魅力的に登場するので、1冊読むと芋蔓式に読みたい本が増えていくのが悩ましいところなのですが(笑)、今回読んだ本は、2冊通して作中で1冊しか(たぶん)本が登場しなくて、それも超有名な読んだことのある本でした。
たまにペンギンが乗ってくるという不思議な鉄道の、遺失物保管係が舞台のお話しなのですが、ぶたぶたさんのようにこのペンギン氏がダンディにお喋りして悩めるひとたちの助けになってくれるのかなと思って読み始めましたが、このぺんぎん氏は本物のペンギンだったので、喋ることはありませんでした。列車の中で吊り革につかまれないので、踏ん張って乗っている様子は想像すると可愛らしいですが、登場する悩めるひとたちがちょっと共感しにくい方々だったり、いくつかの仕掛けも思わせぶりすぎていまいち入り込めませんでした。
こちらも今読み進めている作家さんの御本です。
タイトルが素敵だなと思いつつ、「鳥啼き魚」という魚がいるのかなと思って読み始めたら、これは芭蕉さんが旅立つ前に読んだ別れの歌の一部で、去り行く春を惜しむ魚や鳥に心を重ねている・・・ということが終盤にわかって、今年の春に桜を愛しんで過ごしておられたゆうたさんや、いろんな想いを込めて過ごしたおさかなの我々の様子が歌われているかのようですね・・・としみじみしました。
昭和の初めに華族のお屋敷に造られたお庭が舞台で、なぜ本物の池がもともとあったのに枯山水にしたのかという謎がだんだんわかってくるのですが、最後は令和の時代まで描かれていて、ちょうど昨年のあさどらで江戸から昭和まで描いてくださったおかげで時間的な距離感がちょっとわかってきたところだったので、感慨深かったです( ˘͈ ᵕ ˘͈ )
おまけ
8/21に、2023.12.29のバクチク現象-2023-のBlu-ray&DVDが発売されますね。
BUCK-TICK
— 田中 聖太郎 (@seitaro_tanaka) 2024年6月18日
「バクチク現象」
1枚の写真には常にストーリーがあります(それを写せるかどうかは私の技量次第)
秋田さんのデザインにより1枚の中から次のストーリーが生まれました。
この屋根の下は異空と繋がる場所だと体現していただいた様な気がします。
「またお会いしましょう」の場所として🐈⬛ pic.twitter.com/Wc5h59DqBM
当日は満月の2日後だったので
まだわりとまんまるなお月様が綺麗だったな…
と思いながら画像を拡大してみたら
あっちゃんが歌っていてびっくりしました。
もしあの日、武道館の天井をぱかっと開けたらまさにこんな感じだったでしょうね…(///・へ・///)
田中さん、秋田さん、ありがとうございます。
初回盤にはいろいろ特典がついてきますが、
あの日のライブで、メンバーの皆さんのことばの次に忘れられないLOVE MEもちゃんと入っていて、おまけに、リハーサル映像までつけてくださるなんてとてもありがたいです。
あの迷子のLOVE MEのおかげで、これからもたぶんきっとなんとかなりますねと思えたので、個人的にはむしろああなったことで助けられたなぁ…と思っていますが、もしアニイが気にしていらしたら困るので、リハーサル映像でスムーズにいったver.を見せていただけるのならばそれもとても嬉しいです。
そして、時間のない中でスタッフの皆様方にあんなに美しく作っていただいたスクリーンの映像も特典としてつけていただけるのも嬉しいです。
(愛しのロック・スターなど)
観るのに気合いがいることは間違い無しですが、手元にあればいつでも挑戦できるので、忘れぬうちにビシッと予約しました。