10月の初旬あたりから刈谷日劇という映画館へ「野球どアホウ未亡人」なる映画を観る為にすでに8回通っている。
映画そのものが面白くて何度も観たくなるのはもちろんやけど、そればかりではない。
まずは刈谷という場所。
岐阜から行くには近くもなく遠くもないという距離。JRで片道１時間ほどで電車賃は片道1000円ほど。
これが名古屋だとつまらない。
近くもなく遠くもないと言うのはちょっとだけ旅行気分も味わえて、そもそも刈谷という馴染みの無い街へ行くという高揚感もある。
さらに刈谷日劇の場所が最寄り駅は名鉄の刈谷市駅であるものの、JRの刈谷駅から一駅の距離なので刈谷駅からブラブラと散歩がてら向かうのがまた良い。
しかもちょうど明治用水を暗渠にした遊歩道があるのも良い。
そして映画。
上映時間が60分という気軽に観れる長くない尺で、刈谷日劇さんでの上映がお昼の時間設定で実に行きやすい。
平日のお昼なら劇場も空いていて実に快適だし。下手すると貸切り状態になる日さえある。
今の私は無職で平日昼間に行ける楽しい場所なんてそうそう無いので、ちょっとした日帰り旅行気分で行った先では確実に60分間楽しませてくれる映画が観られる。
これだけ条件が揃ったからこその刈谷通いなのである。
これは刈谷日劇さんのロビーに飾られたフェイクグッズの数々。
あくまでフェイクなので買えないモノではあるけどこんなのも楽しい。
メガホン以外はある方が趣味で製作されて寄贈されたそうで面白い方もいるものです。
私などもこんな風に同じ映画に足繁く通ってるとマニアに思われるかも知れないけど、上に書いたように色々な条件が揃ったから通ってるだけである。
先日は長野へ舞台挨拶を観に行ったけど、基本的には平日昼間の暇つぶし。
人の集まるイベント上映は苦手なのである…笑