なぜ、私は下手な歌をいつまでも歌っとるのか。 | 目立ちたがりの小心者

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仲良しさんのブログを読んで思った事。

 

思えば、私って、もう何年も人前で歌を歌っとるんやなと。

前にも書いたかも知れんけど、子供の頃はとにかく「音痴」と言われて、人前で歌を歌うなんてのは絶対やりたくなかった子供で。

 

それが、中学生の頃に、音楽の授業であった歌のテストで、オペラ歌手のように朗々と歌い上げる同級生に出会い、何か感じるものでもあったのか、私も、なんとなく「マネ」をして、歌っとるうちに歌う声だけはデカくなった。

 

そして、高校一年の音楽での歌のテストで、やはり同じように歌ったら、その時の音楽の教師に褒められた。

 

その後、大学ではゼミの宴会とかで歌わされる場面が多くて、その時も、当時の流行歌を思い切り歌って喝采を浴びた。

 

とにかく、音程とかリズムとかは別として、声だけはデカかったから、その声のデカさで圧倒してしまう力技やったけど、とにかく、それが「歌が上手い」という印象を与えてしまい。

 

就職してからも先輩に連れられて行った柳ケ瀬のスナックでカラオケを歌わされたけど、やっぱり、声のデカさで圧倒して、「上手い」という事になった。

 

ならばと始めたのが年末のベートーヴェンの第九合唱。

ここでも、声のデカさでなんとなく歌えてるような感じになって調子に乗って、それから15年も続いた。

 

合唱団では妻とも知り合い、妻とカラオケに行ったりした。

ただ、妻は音楽のプロなので、なかなか褒めてはくれんかった。。。

 

東京赴任中にどうせならと音楽教室で声楽レッスンを受けるようになり、東京で2人の先生、名古屋に戻って1人の先生に習って。

妻に褒められたくて発表会では妻の伴奏で歌ったりした。

東京では市民オペラにまで参加した。

 

あと、2年ばかり前?の話やけど、自分で一五一会という楽器を奏でながらの弾き語りもさせてもらったり。

その時もこんな私の歌を褒めてくれる人がおった。

 

そして今年は久し振りの第九で歌っとる。

ありがたい事に来月の演奏会には観に行きたいと言ってくれる人もおる。

 

要は、褒めてくれる人がおったから、歌ってきただけなんやな。

ブタもおだてりゃ木に登る。

私はこの40数年、おだてられて木に登って来ただけや。

 

 

市民オペラに出た時の写真を発掘w

 

さて、このままこの木に登り続けるのか、別の木に登るのか。

 

 さてさて。