子供の頃から今までずっと漫画雑誌にハマった事が無くて、子供の頃は、近所の床屋さんで待ち時間に置いてあった漫画雑誌を読むくらいやったのよ。
そんな中で、今でも強烈な記憶として残っとる漫画があるんやけど、どう検索しても「これだ!」というものに辿り着かんっていう漫画で。
多分50年近くも前の事やから曖昧なとこも多いんやけど、タイトルは「ハッピーマン」と記憶しとるんやけど違うかも。
多分、一回だけの完結もの(いわゆる「読み切り」漫画)で。
見た目は、アンパンマンな感じで、丸い顔にマントで空を飛ぶヒーロー的な?
内容もアンパンマンっぽくて、不幸な人を見つけると「ハッピッピ!」とか呪文的な事を叫んでハッピーにしてしまうという力があって。
でも、その「ハッピッピ!」を唱える毎に自身の身体が小さくなっていってしまって。
最後は米粒レベルの大きさにまで小さくなってしまって、ラストシーンは雨の中を飛んでいる時に雨粒の一粒に当たって誰にも知られる事なく墜落してしまう。
そんな悲しいラストシーン。
ここまで鮮明な記憶があるのに、検索しても引っ掛からない。
あれは現実やったんかな?
悲しいハッピーマン。
思い出す度に切ないヒーロー。
ずっと気になっとるんやけど、誰か知っとる人おらんやろか?
四国で見かけたアンパンパン列車。