こんにちは、B&R山本 じゅんです。
久々のブログとなりました!
今週は、スタイリスト養成講座や事務所にて美人クローゼットコース。
滋賀や神戸のお客様のご自宅へ出張と繁忙期を楽しく過ごさせて頂いています。
そんな中、最近お客様より本当多く頂く声が
『カラー診断、骨格診断、顔タイプ診断を受けたけど、あか抜けない、しっくりこない』
『迷走してしまい申し込みました』
です。
そういったお客様が連続で続いていたので今日は、
◼️既存の〇〇診断を受けたけど、なぜか困っている人のパターン
◼️私なりの分析
■なぜ私が既存の〇〇診断を取り入れていないのか
についてお話したいと思います。
先ずは
“○○診断を受けたが残念な状態に陥っているパターン”とは。
【1】カラー診断を受け、教えてもらった自分のパーソナルカラー。それ以外の色は、極端に選ばなくなっている人
例えば、よくあるのが
・診断で「イエローベース」と言われたので、クローゼットの洋服はイエローベース以外全て処分しました
←、、、プロとしてご意見言わせてもらいますが、捨ててしまった中にも似合う・着れる洋服あったと思いますよパーソナルカラーって『似合う色』ではなく『単に肌が綺麗にみえる色』ですからね。『自分に似合う色』は別の場合もあります。そこをはき違えない様に。
・スプリングやオータム(イエローベース)と言われたので、店頭ではグレーは手に取らなくなりました
←、、、それは、お洒落のチャンスや着こなしの幅を必要以上に狭めているかもです。恐らく色や素材によってはグレーも着られるはず、、、苦笑。イエローベースだけ探していたら、売っている商品も少ないし、お買い物も次第に楽しくなくなりますよね。。。
【2】骨格診断、顔タイプ診断を受け、思考が型にはまってしまい同じ様なコーディネートしかできなくなっている人
←これは、以前スタイリスト養成講座の生徒さんで骨格診断の資格を取りB&Rにいらっしゃった方の話です。いつもハイウエストのワイドパンツにトップスをインした洋服を着ていたので、
私「他にも似合うパンツあると思うけど。例えば、股上浅めのパンツとかどう?」
生徒さん「いや、骨格診断で私に合うのはこのタイプなんです!でも、それ以外の組み合わせが思いつかなくなってしまって。。。これしか、分からないんです。」
私「エっ!!( ゚Д゚)それは、、、、今後スタイリングをさせて頂くお客様がかわいそうだよ。診断系の思い込みを一度捨てて洋服の基本を学びなおした方がいいよ。沢山の引き出しを持たないとね。」
上記以外にも、様々な残念事例に立ち会ってきました。
○○診断を受け(間違った?)思い込みがある場合は、なぜそのようになったのか、ひとつひとつ解説をして、まずは絡んだ紐をほどく作業から行わなくてはいけないため
本来のB&Rのコンサルティングでお話したい内容にたどり着くまでに結構時間がかかり、ちょっと困っている所です。。。 涙
大事な個性軸の話を伝える前に時間切れになることも。。。
ですから、ファッションが苦手な方は、できたら何もインプットしていないまっさらな状態(水をよく吸う柔らか~いスポンジの状態)でお会いできたら嬉しいなと思います。
その方が、遠回りもせず、結果も早いし、ちゃんと垢抜けた装いになります。
それと、もう少し突っ込み根本的なお話をすると、
「あか抜けない理由」は、あか抜ける理論を学んでいないからなんですよ笑。
既存の○○診断って、あか抜けるための方法なんでしょうか。。。
私は、パーソナルスタイリストとして起業したすぐ(約8年前)にこのことに気付いたため、
※前回までの話はこちら↓
そこからは、“常に洗練された装いの友人や知り合い”(※ポイントは、ここぞ!の時だけではなく普段からさりげなく洒落た人)の
・思考、習慣
・お金や時間の使い方
・クローゼットの作り方
・あか抜けるファッションの基礎やメイク・ヘアの基本
・そして、一番大切なファッション、メイク、ヘアの関連性
について研究してきました。
そして、出来上がったのが
洗練されたい人のためのメソッドがつまった『お持ち帰り美容®』です。
という事で、診断系を受け迷走中の方は、
・〇〇診断の枠にはまらないように
・あか抜ける理論を学びましょう♪
最後に、、、
今回は、骨格診断、顔タイプ自体が悪いという話ではなく、実は骨格診断も『取り入れるタイミング!』(例えば、お洒落初心者さんと経験値の高い人は、診断を取り入れるとよいタイミングが違い、タイミングを間違えると枠にはまったコーデしかできない様になります)によっては、効果的だったりします。
今までの養成講座の生徒さんなどを見てきて検証済みなので、またどこかの機会にこのお話もご紹介できたらと思います。
長文になりました、、、^^;
本日もお読みいただきありがとうございました!
山本 じゅん