B&Rでは、現在全てオーダーメイドのサービスのため、メイクアップ用品やファションアイテムなど個々のお客様に合わせた提案、ひとつひとつのアイテムを大切にお選びさせて頂いています。
日々、店頭にならぶ沢山の商品からその方にお勧めと思われる商品をピックアップしているわけですが、“選ぶ際”にどんなことを考えて手に取っているかというと、
・お客様のこと(好み、体型、ライフスタイル、なりたい姿など)
そして、
・作る側の視点、メーカーさんの意向。この商品に携わった人はどんな気持ちで作ったのか。
そんなことも、長く沢山の洋服たちをみていると自然と感じ取れるので、それらも考慮してお選びしています。
世の中の流れをきちんと把握していることで沢山の商品が売れているメーカーさんもあれば(売れていればよい品かというとまた違ったり^^;)、こだわりを貫いているメーカーさんもあり、様々なお店に出入りさせて頂いるため、毎年沢山の発見やきづきがあります。
各々のメーカーさんが企業努力をしている中、“これっと”思う商品は残念ながらすぐに見つかるわけでなく(あくまでもこれは私の基準です)。。。
そんな中でも「これイイ！」と光輝き放って見えるアイテムにはちゃんと理由があり、恐らくそれは「作り手側の想いや、誠実な気持ち」が現れている作品だからと思います。
「これを着てくださる人が、笑顔になりますようにとか。クローゼットにあるだけでHappy！と感じてもらえるような洋服を作ろう！」とおもい作っている洋服は、輝き方が断然ちがってくるのだと。
先日、読んでいたデザイナーさんの本に私の感覚に近いかなと思われる文がありましたので、ご紹介いたします。
“フォクシーデザイナー 前田義子”
物やお金の関わりには、自分の生き様が現れると私は思っています。(中略)
ものの価値というものは何かというと、そのものがどれだけ愛されてきたかで決まると私は思っています。デザイナー、材料生産者、職人、、、、ものづくりに関わる人たちからの流通、販売に携わる人たちまで、買い手のもとに届くまでにものとの縁のあったひと達が大勢います。手に入れたとき、ひとりでも多くの愛がものに乗っているかはすごく重要だと思います。
ものの価値のほうがおかねの価値より複雑かもしれません。お金はお金でしかないけれど、ものにはお金以上の気持ちが複雑に潜んでいるからです。
その価値を理解したうえで、自分の身の周りに置くものは、身の丈にあった愛にあふれるものであってほしい。自分の生き様が愛にあふれたものであってほしいいと思うように。
“ものを選ぶ”ということ。
皆さんは、どのような基準で選んでいますか？
そして、どんなものに囲まれて日々の生活を送っていますか？
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