「お金に働いてもらう」への違和感 | 自分らしく生きていこう

自分らしく生きていこう

絶望あるところに希望を。

お金の不安 < 将来への希望 
となりますように。

お金と向き合うことは自分と向き合うこと。
買い物依存症で借金500万円以上→完済→貯蓄。
そして、その経験を本に。

 

先日、とあるセミナーでこのようなフレーズを聞きました。

「お金に働いてもらいましょう」

 

楽しようとする印象を受けとってしまうのは、私だけでしょうか。

お金はそもそも道具であり、価値交換のために使うもの。
使う人がいてはじめて道具としての機能を発揮するものです。

それが、なぜそのような使われ方をするかというと、金利が生じるからだと推測します。
つまり、

金利が生じる=お金がお金を生む=お金が働いている


「自分は働かずにお金に働いてもらいたい」と思っている人もいるようですが
それは「自分は価値提供をしません」と言っているのと同じで、とても恐ろしいことのように感じます。

モノやサービスが有り余っている今の世の中で
価値提供を受けない、というのはかなり困難であるため
必然的に価値提供をせずに価値だけ受け取るということになります。

従って、

もらう > あげるの

という、もらいすぎの状態になります。

これが均衡状態になるように世の中は作用するので、今度は奪われることになります。
こういう精神状態を選ぶかどうか。


私は、大変だけども自分で生産活動をして誰かに喜んでもらう方が
精神衛生上とても良いように思えますし、よっぽど幸せだと思っています。