ワークショップ企画、その前に! ー目的・目標をしっかり確認しようー | 共創ファシリテーター@なかにしゆりのファシリテーション日記

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今日はとある市役所様と、ワークショップのお打ち合わせでした。

今日は、今回の打ち合わせの中でちょうど話題になった「目的」と「目標」の話をしたい思います。

 

最近、行政の中では、住民の意見を聞くためにワークショップ形式で、ということがよく聞かれるようになりました。

今日の打ち合わせも、そんなご依頼の1つ。

 

「どんなワークショップにしましょうか?」

 

いえいえ、その前にやらなければいけないことがあるのです。

 

それが「目的」「目標」を確認することです。

 

 

簡単にいうと、「目的」は、「なんのためにワークショップを開催するのか」ということ。

そして「目標」は、「そのワークショップが終わる時、どんな状態を目指すのか」ということです。

 

「どんなワークショップにするのか」は、この、「目的」「目標」によって大きく異なってくるのですから大切ですよね。

 

「ワークショップなら意見をたくさん出してもらえるから」

 

それだけでは、どんなワークショップをデザインすれば良いか決めることができません。

場合によっては、ワークショップという方式ではない方が良い場合だって出てきてしまいます。

 

今日の打ち合わせでは、ワークショップの「目的」ははっきりしていましたが、まだ「目標」のところが曖昧であるということが、話を進める中でわかってきました。


曖昧なところをちゃんと共有できたということは、今日の打ち合わせの一番の成果といえますね。

 

1つのワークショップを開催するまでには、こうやって打ち合わせを重ねながら、「目的」「目標」をはっきりさせた上でプログラムデザインを考えていく必要があるのです。

 

ということで、「目標」が明らかになってからの次回のミーティングが今から楽しみです。