1月9日の事
理沙が白血病になった
ありえないと思った
信じられないと思った
何が起こってるのかわからないままあわただしく時間が過ぎた
12月から体力がない、バスケで走れない日々が続いた
もともと11月に靭帯怪我して治療してたから
その時の練習不足だと思ってた
お腹が痛い、頭が痛いという娘に鎮痛剤飲ませて頑張らせてた
でもそれも時々訴えるだけでそんなに深刻なものではなかったのだ
部活もほとんど普通にしてたし頑張ってた
気力がない、精神的にたるんでるんだと夫婦で励ましたり
頑張るようにせかしたりしていた
そんな私の叱咤を受けて理沙は病気が発覚する三日前から
深夜の走り込みをしていた
タイムが伸びない娘を叱りながら、深夜に走らせていた
本当に申し訳なくて涙が出る
この事は後で病気が分かってから理沙が
「ちょっとお母さん精神的じゃなかったじゃん！謝ってよね！」
って笑いながら言ってくれたので、ふかぶかと頭を下げて謝ったし
とても申し訳ない思いでいっぱいだ
ドクターは
「そういうので病気が悪化する事はないから気にしなくていいですよ」
と言ってくれたが、本当に申し訳ない思いでいっぱいである
走り込みをさせていた三日間の間に私は昔からたまにやってあげる
子供の背中のつぼ押しやマッサージをしてあげていた
理沙は１６５センチの59キロと体格がよく、昔からツボ押ししても
「虚弱体質」が分かるようなツボを痛がる事がなかった
しかし、その数日は「あれ？」って思うようなツボを痛がったのだ
それで私は 「本当に体調が悪いのかもしれない・・・」 って思って
念のため、と次の日朝一番に病院に連れていき
インフルエンザ後の尿検査のついでに採血もしてもらった
1週間後に結果がでます、と言われ自律神経の乱れかもしれませんね
と先生と話をして帰ってきた
娘はそのまま旦那の仕事についていき、旦那の店の横で
バスケの練習などして一日過していたようだった
午後4時頃しつこく電話がなるのででてみたら、かかりつけの先生からだった
「おかあさん、落ち着いて聞いて下さい。
理沙ちゃんの血液検査で気になる結果が出ました」
「実は理沙ちゃんは白血病の可能性があります。
紹介状を持ってすぐに●●病院に行ってください」
「すぐにこっちに来て結果の簡単な説明と
紹介状の受取をしてもらえますか」
「娘さんがそっち方面にいるのならご主人に電話して
そのまま向かってもらうように言ってもらえますか」
「でもまだ本人やご主人には告知しないで下さい」
よくわからず、はい、はい、返事をし電話を切った
そして旦那に電話しようとした手が震えて怖くなった
旦那には理沙には聞こえないようにして！と伝え、
言われたままを伝えて切った
旦那は 「はぁ？何言ってるのかよくわからん」 といい
「とにかく連れて行く」 と言って電話を切った
私はこれから起こることをいまいち理解出来ず
なぜか怖さで涙がとまらないまま着替えたり、お茶を飲んだり、
下の子を預かってもらうよう主人の親に電話したり
何をしてたかよく覚えていないが少し時間がたってから病院に向かった
病院では先生が怖い顔をして待っていた
こんなに早くでるはずのない血液検査の結果表の
コピーみたいなのをひろげて説明を始めた。
よくわからないけど、昔看護学生だったころに
白血病って言ったら白血球の数値がすごいあがるか
すごい下がるかしてる認識があったのですぐその数値に目が行ったが
そこは普通だった
じゃ何？
って思う私に
「白血病でしか出ない数値がでています」と一か所を指さした
よくわからないけれど、それはその病気ではない人は
「０」であるはずの数値だとつけたされた
後はよく覚えていない
とにかく間違いないって言う事はわかった
先生から紹介状を受け取った私は急いでいかねば、と車にのりこんだ
車を発車させてすぐ旦那に電話を入れた
なんか間違いないみたいだから、紹介状持ってすぐそっちに行くから
といった
すると旦那が
「理沙が今日は大嫌いな注射を二回もするから
ご褒美に夜カラオケに連れてってくれって言ってる」
（注射・・・一回目は採血、二回目はこれから行って検査する採血の事）
「連れてってやりたいけどどうだろう」 と言った
私は 「わからないけど、頼んでみようよ。 とにかく行くから」
と言って電話を切った
車を出発させたけれど、喉がからからでたまらなかったので
コンビニによってコーヒーを買った
コーヒーを開けながら早く出発しなきゃ、と駐車場から出ようとしたら
ブレーキとアクセルがよく分からなくなって、ぶぅんっと後ろに下がった
まずい、私絶対運転やばい
それから旦那の許可をもらってお友達に東区まで
送ってもらうよう頼みに行った
そこでさおりちゃんの顔を見たとたん私は泣き崩れた
何を言って泣いたのかよくわからないけど、
死ぬかもしれない死んだらどうしよう
そんな事を口走っていたと思う
泣きながら事情を簡単に説明して、東区まで行く間一時間
私はずっと理沙を深夜に走らせた事や
理沙の病気に気がつかなかった事なんかで
自分を責めたしすごく泣いた気がする
病院についてお礼を伝え、詳しく分かったら連絡するといい
病院の中に走り込んだ
タオルでごしごしと涙を拭き、病院に入ると理沙は笑いながら病室にいた
旦那と理沙が病院に行くと部屋も用意されており、
入院ですね、と言われたらしい
「めっちゃ驚いたけ～ん」 っと笑いながらいう娘を見て
私は悟られちゃいけないっと
「検査で入院やねんなぁ～、荷物もなんも持ってきてへんで～」と言った
看護師さんや先生からそのまま入院になるという事の説明を受け
病室に居た
その間私達は笑って過ごしていたと思う
正直このあたりは全くと言っていいほど記憶がない
二時間後に 「子供と一緒に荷物を取りに戻らせてくれ」
と交渉して許可を貰った
もうしばらくはここから出られない予感がして、
どうしても理沙をうちに連れて帰りたかったのだ
どうしてもカラオケに連れていってあげたい、と企てていた私に先生が言った
「一旦子供さんを連れて荷物取りに行くのはいいですが、
今事故にあったりしたら出血が止まらなかったりして
大変な事になりますから、くれぐれも事故には気を付けて帰られて下さい。
時間は10時頃までに戻ってこられれば結構ですから。」
それを聞いて心も体も固まった
カラオケどころではない。
今8時だから2時間しかない。
２時間病室にいる間に理沙が
「お腹すいたな、今日帰れないのかな、お母さんのご飯が食べたいな～」
そういっていたので、私は何はともあれ入院に必要な物を揃えて
私が作ったご飯を食べさせてやらねば！と思った
普段 「遅くなったし外食しよう！」 などと言う娘が
「お母さんのご飯」 と言ったのだからこの言葉で
何かすごく不安にさせられた
私はうちに帰り、旦那と理沙は入院に必要な物の買い物に行った
その日の朝、前日買った70センチもある鮭を理沙に見せ
「すごいよね～、これでムニエルも出来るし、石狩鍋もしたいし、
ホイル焼きもしたいし、それでもまだあまるけど何作って欲しい～？」
と聞いていたのを思い出した
あれを食べさせてやらねば、と鮭のクリームパスタを作ることにし台所に立った
つくりながらすごいすごい泣けてきた
何が起こったのかいまいち分からないけど、すごい泣けた
もうしばらく作ってあげることができない気がしてもう一食
大好きなめんたいパスタもつくった
旦那と子供が帰宅して、パスタを食べてる娘はむちゃくちゃ笑顔だった
病院に戻って笑いながら過ごし、初めての入院で怖がることのないよう
そいねして寝かしつけて病院を出た
泣きながら帰った
下の子を祖父母のうちに迎えに行って、祖父母に事情を話した
金銭的に大変になるし、同居したほうがいいかもしれない
などという話もした
下の子を連れて帰って寝かしつけ、それから旦那とネットで
白血病について調べながらとにかく泣いた
とにかく泣いて泣いて悲観して、こんな辛い夜はないと思った
これが私のうちに起った一日目だった
クリスマスイブ
クリスマスは料理めっちゃ作ってそれが一番クリスマスらしい気がする
料理してる時、料理を並べた時がすっごい幸せだわ
お友達のおかげでクリスマスって気分になれてよかった
すごい楽しかったよ
子供達が沢山いるっていうのも幸せ
私って子供がめっちゃ好きなんだな～って、今年はすごくそう思った一年でした。
出来れば大家族がよかったな～
春の出来事
春にダリンにお弁当作ったんだ
「しょぼい内容のお弁当はいらない」
「冷たくなったらまずい」
なんて贅沢言う人だから、普段作るのいやで作らないんだけど
たまには～って思って。
かぼちゃ炊いて、ナゲット作って、シュウマイも手作り
ハンバーグのソースはトマト使って煮詰めてきのこ入りに。
イチゴも入れて栄養満点 
そしたら・・・
「今日はお友達とラーメン食べる約束してるから・・・・」
だってさ
聞いてないしっ！ 
でもあたしも作るって言ってなかったから仕方ないか
なんだか、超むなしかったわ 
✿おせち✿
画像が残ってないなぁ～
残ってるお写真で今までのお料理記録を残してみます♥
まずは今年の「おせち」
なんか記念にって思って撮っておいたのが残ってた～
お願いだからクリックしてみてやって～ (＊´艸｀)
✿うちのおせちメニュー✿
＠ 紅白かまぼこ
＠ ハム
＠ だて巻き
＠ なます （なますって皆あんまり食べない）
＠ ごまめ （少し作って無理に食べさせる）
＠ たたきごぼう （これも無理に食べさせる）
＠ ブリ塩焼き （ﾀﾞﾘﾝ実家から貰うブリめちゃうま！）
＠ がめ煮 （圧力鍋でやっちゃうから楽！）
＠ 黒豆 （今年は少しはうまく出来た・・・はず）
＠ 肉巻き （うちは肉が好きだからこれが一番うれる）
＠ 鶏巻き （野菜いれて巻いて蒸したもの）
＠ お花レンコン（酢物だけど飾りみたいなもんだな）
＠ 栗きんとん （いつも作りすぎる）
＠ 雑煮 （だしとって作るからうま～い！）
以上のお品です～ヾ(^▽^)ノ
上三つは買ってきたけど、後は作ったんだい
だて巻きも毎年作るんだけど、今年はﾀﾞﾘﾝ母が
買ってきてくれたから楽しちゃった～♥
でも、お店で売ってるだて巻きって甘すぎ・・・・
「がめ煮」って九州ならではの呼び名だよね
関西では「煮しめ」「煮物」そんな呼び方だったっけ
うちは実家の母が人参をお花型にしてたから
あたしも包丁でちまちまお花型にする
しかも、表面も花びらみたいに凹凸つける
これが結構時間かかってだるいんだ
お雑煮も九州ならでは～って感じかな
「かつお菜」っていうだしに代わりにもなる野菜を
いれるんだけど、あたしかつお菜大好き～♥
お正月だけじゃなくって年中お店に出てればいいのにな
それに焼いたブリと焼いた餅
本当はここにスルメと昆布を入れる・・・ってのが
実家流だったけど、面倒だから入れてない～
ちゃんといれる意味があるんだけどね
娘二人だから、ちゃんと入れて意味を教えてあげなきゃな～
来年は入れよう！
・・・覚えてたら、ね (；´▽｀Ａ``