院展 | ペッカプのブログ

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久々に夫と院展に行きました。圧巻の大作がたくさんありましたが、好きな絵はどれか?と言ったら、三つあげましたが、不思議と意見があいました。以前にも感じていましたが、お父様からマッチングを受けた祝福の相手は、性格も趣味も真反対ですが、なぜか感性がにています。

好きな絵は、①気<村上裕二>(内閣大臣賞)青き馬を乗りこなしている人は、男性なのか女性なのか?色々想像できました。)とにかく馬と人の力強い気がただよっている感じがしました。ロイヤルブルーが冴え渡りインパクトのある絵でした。

②信仰の道<大野逸男>(文部科学大臣賞)高野山に登る石段の道の途上が描かれていた。全体的に暗い絵だが、先々には、かすかな光を感じる絵でした。階段の先には、希望があるのみなのか?
③コロポックルの月(西田俊英)
コロポックルとは、アイヌの露の下にいる神様のことで、月明かりの中で四メートルにもなる蕗の下で、ウサギが戯れている絵でした。幻想的な世界です。


三つは意見が同じだった。

あと一つ夫が惹かれたのは①飛鳥川心象春萌ゆ。(田渕俊夫)墨絵で書かれていました。古都の川と梅が淡い絶妙な色彩でした。やはり夫は私と違って温厚な性格なので、柔らかな春の雰囲気の様な人かもしれませんね。私がひかれたのは、①久遠くおん(王培)奨励賞中国の人が書いたのか、民族衣装を着た二人の女性の真ん中に描かれた子供の絵でした。子供の民族衣装の頭にかぶった帽子なのか冠なのかわかりませんが、白が冴え渡り子供が神々しく光って見えました。 子供は未来の希望であり、宝のように感じました。


絵を通してそれぞれの内面的な世界を垣間見たような気がしました。夫とはいつも別行動ですが、たまに一緒の時位は、私もあわせないといけないのかもしれませんね。そうすれば又色々な世界が見えてくるようです。