原理の力と復帰 | ペッカプのブログ

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原理が証される迄は、数多の哲学者や宗教家はあれど、誰一人として秘められた神の心情と聖書の真義について知る者はなく、霊的には暗黒に覆われているかのような世界でした。そして、その闇のなかに昇った明るい太陽のごとくに現れた先生は、陽光が万物にくまなくさし通ってすべてを照らしだすごとく、すべての宇宙の原理を詳細に明かしました。今や万人が、真理の光に照らし出された神の真の像と、歴史の真像をしることができます。

先生は、真理を理論的に解明し発表しただけでなく、真理に生きた人です。実人生における体験を通して宇宙の真理を知ることができました。そして、いち早く、その原理を知ってここにいるあなた方は、いわば霊的エリートといえるかも知れませんが、事実は特別な啓示を受けたわけでもなく、人並みすぐれた高い良心基準を持っていたわけ出もなく、別段エリートらしき何ものもない、たまたまそこに居合わせた見物人のような立場でありながら、どうして幸福にもここにくることができたのでしょうか。それは原理自体の力によるのです。原理には、神の直接の啓示にはるかに勝って、人間を指導し造りかえる偉大な力がありますから、原理を知ること自体が、啓示や高い良心基準の役割をはたしたのです。

しかしながら原理自体の力によって引き上げられて、知的に原理を理解してきたものが多いために、啓示を受けた人々が無条件に神に従って行くのに比べて、あなた方には何事につけ、あまりにも理屈で考える傾向があるようです。先生の指示に対しても無条件に反応するというより、従うべきかと考えてしまうというのです。とにかくなんのゆえにか偶々、幸福にも先生と巡り合ったことによって、あなた方の上に大きな変化が起こり、あなた方は献身的な信仰生活をおくるようになったわけですが、それも原理の力によって、あなた方の心の中に何か奇跡的な内的変化がもたらされたからこそ喜んで献身生活の出来る人間にかえられたのだといえます。(み旨と世界P592~)
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