めくるめくクリムトの世界へ | パーソナルセラピスト 小松ゆり子のブログ 心と身体、世界をつなぐ〜Touch for World〜

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東京 南青山 セラピーサロン corpo e alma / Touch for World Therapy School

クリムト関連の展覧会へ。

 

クリムト展と、ウィーンモダン展、どちらも堪能。

 

 

「JVNIVS」という彫刻の原画がすごく良くて。

 

鉛筆、黒と白のチョーク、それだけで描いているのに、皮膚の柔らかさ、肌の白さと透明感、髪の艶めき、美の全てを映しとっている。

 

 

 

他にもたくさんあった鉛筆での素描の粗い線も、描いている瞬間を思うと、それだけでも実に官能的。

 

クリムトが着ていたスモッグが展示されていたのだけど、かなりデカい!ヒゲモジャで野卑にすら見える容貌。

 

その見た目から想像つかない繊細さと緻密さのある絵。

 

結婚せずして14人子供がいたらしいけど、この溢れて止まらない才能を目の当たりにした女性たちは、ただそのミューズの1人になることに幸せを感じ、うらみすらしなかっただろう。

 

クリムトが描く当時の女性はみな柔らか。

 

服を着ていても着てなくても曲線が美しい。

 

 

そんな中で生涯通じてパートナーシップを保っていたというエミーリエ・フレーゲ。

 

彼女はその印章が象徴するように、マラカイトのような鮮明な緑のイメージの女性だったのかな。

 

柔らかさより、知性を感じる。

 

 

 

クリムトの作品中や、エミーリエのドレスにも見られる、立ち昇るあぶくのような円や、らせんのモチーフにはどのような意味があるのだろうか。

 

 

ウィーンモダン展では、最後に出てきたクリムトの柔らかと対極なエゴンシーレの、ギスギスと肉が削ぎ落とされたような線にドキッとさせられたりも。

 

 

 

 

しかし、最近の美術館の物販のがんばりには目を見張る。

 

猫を抱えたクリムトがチャーミングで絵になるオッサンなのはわかるが、ソフビ人形とかTシャツまであって、君らどんだけオッサン好きやねん、と(笑)

 

 

 

かく言う私も「クリムト君とエミーリエちゃんのキーホルダー」買ってしまったけど。

 

 

 

■開催予定の講座
「セラピストのための教養講座「感性のスイッチを押す」」
日程:7月15日(月・祝) 
時間:11時〜15時
詳細:https://www.facebook.com/events/345029792799314/

 

■セラピーご予約可能日
お時間確認とご予約は下記からどうぞ。
http://yurikokomatsu.com/

 

■ヴァイタル・タッチセラピー 
心と身体、魂をつなぐ120分間の濃密なオイルトリートメント。
植物の力、鉱物の力、そして人の手の力が全てあわさった禊のようなセッションです。生まれたてのまっさらな自分に再会したい方におすすめ。
http://yurikokomatsu.com/

 

■スクールはこちらから
https://touchforworld.amebaownd.com