マドンナの「レベル・ハート・ツアー」とエネルギー・ワークの共通項 | パーソナルセラピスト 小松ゆり子のブログ 心と身体、世界をつなぐ〜Touch for World〜

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行ってまいりました!


マドンナ様の10年ぶりの来日ライブ「レベル・ハート・ツアー」

まぁみんな言ってることだし、当然すぎることなんだが、凄すぎた。



AyaBambi のキレッキレのダンスも本当に凄かった!!



前座のDJが「お前ら本当に女王に!マドンナに会いたいのかー!!?」と何度も煽ったけれど、


実際に何十と掲げられた十字架の中から登場したマドンナは、女帝も女王も超えた女教皇…



というよりも、地球全部の国境も宗教もとっぱらった上で意識の上で、全世界を統べる存在、といっても過言ではない。



マドンナが甲冑を着たダンサーを従えて花道を闊歩する様を見た時、開始5分も経ってないけど

「あぁ~2万円分もういただきましたぁ~!!」

という気持ちに(笑)



言葉を発しなくても、その威厳だけで十分。


中世よりも古い時代、名を轟かせた王様や伝説の聖者を初めて目の前した時の民衆のざわつきと盛り上がりは、きっとこんな感じだったにちがいない。




神をも恐れぬ修道女の衣装のアレンジ!

まだまだ丸くなるなんてありえない!攻めますね~!!


パフォーマンスの規模、完成度はもちろんのこと、ライブに自分の意識、体力、精神力のピークを持ってくるように綿密に計算されているであろう、マドンナ58歳の日常生活の努力に想いを馳せると…。


もう気軽に「疲れた」とか「できない」とか、二度と口にできない!!!と、思いました(笑)





ミュージシャンって、文科系のくくりに入れられがちだけど決してそうとは限らない。


最初はそうかもしれないけれど、ヒットを飛ばし大きいステージに舞台が移れば移るほど…。


必然的に長くなる、ライブ中の走行距離(笑)





舞台の左右も広くなるし、縦も広くなるし…そりゃあ前後左右に手を振りに移動するだけでも、もうどんだけ走らせるんだという距離。


だから、ミュージシャンも売れるほどにタバコやめたり身体を鍛えたり、食事に気を遣ったりし始める。


薬だなんだとヤンチャの塊だったレッチリだって、今じゃオーガニック食材以外は口にしないんだとか。



もちろんマドンナはストイックの塊だから、当然その全てをパーフェクトにコントロールして当日に臨み、ハイヒールのまま歌う、踊る、スクワットする、お尻を振る、スキップする、ポールダンスする、逆さ吊りになる!



どうなってんの?!人として!!(笑)


そんなクオリティを還暦目前で日々保ち続けるという…


そして、あれだけのステージの仕掛けの数々。



それらのコンディションが最高潮の状態で提供しようとするが故なら、2時間でも待ちますよ!という気持ちに。(2日目だったので幸いすぐに出てきたけど…)





まったくレベルがちがいすぎてアレなのですが(汗)セラピストや講師業というのもまた、仕事当日へ向けての自己メンテナンスが大事な仕事。


マドンナ先輩の勇姿を目にしながら、いろいろと勇気をいただきました。




クライアントさんが、その2時間を楽しみにしていろいろなスケジュールを調整して、セラピーを受けに来てくれる…その時に、できる限り万全の状態でいたいと心がけています。


忙しい日々の中で、身体だけでなく、心をバランス良い状態に保っておくこと。


そんな時に「もう疲れたよ~ムリ~」と思うことももちろんあるんだけれど。


いやいや、マドンナのエネルギーを浴びた後ではまったくそんなこと口にする資格ない(笑)

「あなたは、本当にそれだけのことをしたのかしら?」と頭の中のマドンナが囁く。


あれだけのステージを58歳でやり遂げて初めて言ってもいい言葉だな!と、気持ちが引き締まった!




ちなみに単なる噂かもしれないのだけどマドンナは、ライブの前にお祈りの時間があるらしい…。


ヨガやスピリチュアリズムを極めていそうだから、そういうことがあっても全然納得(笑)


そんなエピソードを聞いてここからは妄想のお話。




タバコはもちろん演出です。「タバコは人を殺すのよ!」と、MCでおっしゃってました(笑)



ちょっと話が飛ぶようですが、セラピストになって一番よく聞かれるのは、「疲れませんか?エネルギーを受けてしまいませんか?」ということ。


その答えはいろいろあります。


一つは本人の性質。


ある意味体質のようなもので、発信型か受信型かでもちょっと変わるとおもっています。


私はどちらかというと発信型なので、むしろ施術をした後に過剰なエネルギーが発散されてちょっと身体がさっぱりすることがあるくらいで、そういう意味ではセラピストに向いているのだけれど、受信のほうの感覚を研ぎ澄ませるのには非常に努力を要しました。

逆に受信型の人の方が、受け手に対して感受性豊かに寄り添える一方、その一見ネガティブに見えるものも同時に受けてしまうようなお悩みが多い気がします。

厳密にいうとこの世のすべてのエネルギーに、良いも悪いもないと思うのだけど、まぁちょっとしたことでボフッと食らいやすいこともある。



でももちろん、姿勢を正しく、呼吸を止めない、心身ともに自分のコンディションをよくしておくということで、ある程度軽減できる。




さらに、「グラウンディング」と「センタリング」をしておくこと。


大地としっかりつながり、天に向かって自分の身体の中心をスッとまっすぐに整えておく、そして「自分のエネルギー」を使うのではなく、大地や宇宙のエネルギーを通す管のようにあることです。




それがうまくいくと、心地よい運動をした疲労感の程度で、質問した皆さんが想像しているような妙な疲れ方はしないように思います。


逆に「自分」から全てを出し切ろうとすると「自分のエネルギー」のタンクが目減りして、極端に疲れてしまう。



だからこそ、自分以外の「無限の大いなるエネルギー」的なものを尽きないタンクとして使う、というイメージ。





マドンナは最高の状態に自己メンテナンスして、鍛え上げて、調整に調整を重ねて…媒介としての肉体を最高最善の状態に仕上げてきている。


でも、きっと一晩に3万人、そしてそれを世界規模のツアーで日々相手に放出し続けるのには、マドンナ・ルイーズ・ヴェロニカ・チッコーネ という人のエネルギーだけではなく…きっと祈りと共になんらかのエネルギーとつながり、それを放出しているにちがいない…。



最初は「神よりも有名になってやる」というエゴが大きくあったたかもしれない。

でも、思いのほか早くその目標を達成してしまったら、次にはどんな景色を見たいと思うのだろうか。

そして神より有名になった代償として、彼女のエネルギーを食いちらかそうとするマスコミや、ビジネス関係者もたくさん出てくる。


そうしたものに揺らいでも屈さず、聖も俗も全てを飲み込み、人生の酸いも甘いも噛み分けて、国境も宗教も超えて、人々の意識に革命的な変容を起こす。


そのために、地球に配属された、現代に降りた聖者なのかも…。

ひょっとして、秘教治療(エソテリックヒーリング)やアリス・ベイリーを学んでいたりして(笑)



いや、完全に妄想ですけど(笑)


エネルギー領域にも関心があるセラピストとしては、そんなライブの見方をしてました。


自分にまとわりついていた余計なエネルギーも、マドンナのエネルギーの前では瞬時にジュっと水蒸気になり消えていくような気が…。

やっぱり、ライブっていうよりすごいエネルギー・ワークだったのでは??(笑)


……だって、この写真の背景にあるのは「霊気」の教えだし。
(写真はofficialのFBページより拝借しました)




しばらくは、何かあっても「マドンナならこの時どうする!?」と自問自答するだけで、様々なものを乗り越えられていきそう。



今ならマドンナ的エネルギーが憑依したセラピーがご提供できるかも?!(笑)



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