『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』5回目観てきました。
満席なのに凄く静かで、遅れて入ってくる人や、途中退席して戻る人もいたのですが、物凄く気を使って移動していました。
私も、ポップコーン買ったけど、本編上映中は我慢しました。残った分は持ち帰りです。
相変わらずTwitter(現X)で謎解きや感想や解釈がつぶやかれています。その中でも、声優さんの演技力を褒めるものが多かったので、今回はそれを噛み締めに来たのですが、普通に見入ってしまいました。
『鬼滅の刃』の映画でも思ったのですが、作品全体の出来が良いと、絵の美しさも音楽の的確さも声優の演技力も気付かないで終わってしまいます。
ただただ良かった!と思うだけで、要素の分析まで意識が向かない気がします。そういうのをしっかり解き明かしながら観る人って凄いです。
乙米様役の声優さんが、最期の叫び声を褒められたとおっしゃっていたのですが、怒る場面、絶望する場面、違和感ないから上手いことにすら気付けませんでした。沙代さんの、最期の叫びは印象的でしたが。
泣いたり、怒ったり、悔しがったり、酔っ払ったり…そんな場面を自然に演じるのは凄いことなのに、凄いと感じさせない人々がこんなに沢山いらっしゃる。
最近、アニメ映画を見る機会が多いのですが、どれも良い作品ばかりで、現代日本に生きていてよかったと思うのでした。