【奇想の系譜で江戸のミラクルワールドに夜の旅をしませんか?】
大人のギャザリング主宰
人生の午後を幸せに生きるアートライフナビゲーター 田村由香理です。
江戸時代、文化は朝廷や寺や武家の為のものから
庶民へとくだり
平和な時代の流れと共に”生活をより楽しむための文化”が
生まれていきました。
浮世絵や草紙、長唄、芝居小屋など
庶民も気軽に楽しめるような形が広がり
着物や簪、根付などにも意匠を凝らしたものが出るなど
人々が”暮しを楽しむ”中に
自然にアートが取り入れられていた時代です。
そんな平和でも
文化は”柔らかな”ものだけでなく
”荒ぶる”ものや”毒のあるもの”も
一方で好まれていました。
今回、東京都美術館で開催される『奇想の系譜展』の画家たちは
そんなジャンルに入るでしょう。
”奇想”とは「思いもよらないもの」のこと。
琳派や狩野派などの流派を超えた
独特な発想や奇抜な表現方法などをするジャンル
美術史家の大家・辻 惟雄氏が論じた
この”奇想”と名付けられたジャンルが
今、再びアートの世界で注目を浴びているのです。
今回の美術展で作品が展示されるのはこの8人
京の青物問屋の長男に生まれながら
家督を弟に譲って絵を描き続けた
■幻想の博物誌 伊藤若冲
木や岩さえも一種異様さを感じさせる
敢えての狂気的な演出
■醒めたグロテスク 曽我蕭白
師の円山応挙を凌ぐ程の腕を持つ絵師でありながら
慢心さと傲慢さで後に命を落とすことになる
■京(みやこ)のエンターテイナー 長沢芦雪
一族郎党が謀反の罪で殺された時際に唯一命拾いするという
出生の秘密を抱えながら、絵師として波乱に満ちた生涯を送った
■執念のドラマ 岩佐又兵衛
桃山障壁画の担い手であり
師である山楽の作風とは趣を異にした研究者タイプの絵師
■狩野派きっての知性派 狩野山雪
酒井抱一の弟子として代作も務めるほどの腕を持ち
やがてそこから近代的でデザイン性のある画風へと変化を遂げた
■江戸琳派の鬼才 鈴木其一
得度して禅の修行をしながら
仏の教えをおかしみのある尚且つ大胆な書画で表現した
■奇想の起爆剤 白隠慧鶴
兄弟子・国貞とは違い破天荒な暮らしをしながらも
抜群のアイデア力のある天才性を秘めていた
■幕末浮世絵七変化 歌川国芳
彼等はいずれも流派に所属しなかったり
師匠を超えた力量をもっていたり
仏門修行をしながらその教えをユーモラスな書画にしたり
と、様々な”ちょっと外れた”来歴で
奇想天外で”毒”のあるその画風は
人々を魅了するパワーも今でも十分に持っています。
”アヴァンギャルドな江戸のミラクルワールド”
ナイトアートギャザリングで一緒に旅してみましょう!
◆開催時間:17時~19時
※その後、ご希望の方でシェアの飲み会を予定しております
◆開催場所:上野 東京都美術館
◆募集人数:5名様まで
◆参加費 :¥5,000 (チケット代込みのガイド料) ⇒増席の上満員御礼
※事前の銀行振込又はPaypal決済
◆お申込みフォームはこちら
https://resast.jp/events/319860
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実施日5日前から前日までのキャンセルに関しましては参加費の50%をご返金いたします。
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