初夏の京都~PART1・アートと花街 | 本音で生きる人生の愉しみ方~ライフナビゲーション

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京都というのは不思議な街だ。

古く伝統的なものや
宗教
儀式
そういったものが日常の暮らしの中にすんなり溶け込んでいながら
アヴァンギャルドで
独創的なものも受け入れている。

そんな京都に
半年に1回のペースで行くようになって既に2年ほど。

今回の目的は
1年近くかけて学んで、認定リーダーとなり
今はセッションのツールとして使っている
『タロー・デ・パリ』の初開催となる京都リトリートの参加

 

『タロー・デ・パリ』カードの創始者である
フィリップ・トーマス氏と奥様のミカさん
3年前、マウイ島から京都に移住し
現在は、京都で講座やセッションを行っていらっしゃる。

宝石赤創始者フィリップ氏による『タロー・デ・パリ』のHPはこちら
http://www.tarotdeparis.com/

今年から、京都リトリートとして
宿泊しながら、ブラッシュアップのための講座受講や
癒しのパワースポットを巡る、という企画を始めた、奥様のミカさんの
記念すべき第1回目の開催の参加者となる幸運に恵まれたのである。

一緒に参加したのは
私の年上の友人でもあり
タロー・デ・パリの学びを共にしてきた仲間でもあり
ROCK大好き仲間でもあり(笑)
素晴らしいグラスアートデザイナーでもあるMariさん


宝石赤彼女の作品が観られるHPはこちら

http://marisasaki.com/

彼女は、アートを求めて京都を一緒に旅する旅仲間
京都に詳しい彼女と共に旅する時は
必ず、様々な美術館やギャラリーをめぐる。

そんなわけで今回も
リトリートの前のりで1日早く京都入りし
「アートな京都」を楽しんだ。

1日目の京都
まずは宿泊先となる
『SAKURA TERRACE THE GALLERY』へ。


チェックインにはまだ間があるため
フロントで荷物を預ける。

ここは、京都駅から徒歩数分という好アクセスで
2015年にできたという、比較的新しいホテル。

”住むように泊まる”をコンセプトに
随所にモダンアートが配された、新しい感覚のホテル。

NorthとSouthという2つの建物が通りを隔てて建てられ
私たちが泊まった「North」の方は
温もりのある木目を基調にしたくつろぎの空間


もう一方の「South」の方は
色彩とアートが融合した個性豊かな空間

 

とHPには謳われている。

まずは、パティオにあるフリーカフェで
フレーバーティーを1杯飲んでから
いざ!出発!(笑)


最初に向かったのは、ホテルからも徒歩で20分くらいで行ける
『東寺』

ここの”食堂(じきどう)”で開催中の

《食堂 春の催し》第3回 草場一壽「陶彩画」の世界
を観るため。

草場一壽氏の創る「陶彩画」を初めて観たのは
今から10年前に、
草場氏が今心工房直営の陶彩画ギャラリーを
世田谷の代沢にオープンしたての頃。

1枚1枚間近で観る「陶彩画」という手法で創られた観音さまや菩薩さまたちの
美しさとすべてを包み込むようなエネルギーに
魅入られたことを覚えている。

食堂の一角のスペースで
新しい龍の作品や観音さま、菩薩さま、女神さまたちの「陶彩画」を眺め
観音さまのポストカードと”龍宮の遣い”というタイトルのフォト作品を購入。


 

青い美しい海の中を泳ぐ龍は
どこへ向かってゆくところなのか・・・

私は、ラピスラズリやインディゴトルマリンなど
石の中でも青い石がとても好き

 

今回、この青い色に一目ぼれした、といっても過言ではない(笑)
幸先の良い買い物ができたなあと嬉しくなった。

その後はランチを予約しているお店
『乙文(おとぶん)』さんへタクシーで移動

京都で通称”島原”と云われる京都最古の花街(かがい)に
その店はある。

先斗町や祇園、宮川町、上七軒などと並び
今も”太夫”を抱える置屋がある島原で
仕出し屋さんとして創業し、四季折々の創作京料理を出すお店

2階は椅子とテーブルで頂ける座敷があり


案内してくださった女将さんが、とても気さくに
この島原の由来や、近隣の置屋などの話をしてくださって
待つ時間も案外楽しい。

 

私たちが頂いたのは
¥1,700のランチ (税込)

・お造り
・取肴(出汁巻き卵、焼魚など)
・お野菜の炊き合わせ
・ご飯
・赤出汁
・香の物
・フルーツ

の7品。

華美で余分な装飾がなく
シンプルで丁寧に素材を料理した品々は
どれも優しいお味で
特に、ジャコご飯がとっても美味しかったです!!

この『乙文』さんの暖簾や箸袋に描かれている太夫は
近くにある『輪違屋(わちがいや)』という元禄年間創業の
今も続く由緒ある置屋で
「維新の名花」と例えられた「桜木太夫」という売れっ子太夫らしい。

今度は、お店の紹介の食べログに書かれているような

春は花見のちらしずし
夏は涼やか鱧のすし
秋は実りの鯖姿
冬は雪見のにぎりずし


と歌われる、京寿司を食べに行ってみたいな
と思います。

たくさん、面白い花街の歴史をお話してくださった女将さん
ありがとうございました!

宝石赤『乙文』さんの詳細はこちらのぐるなびからどうぞ
https://r.gnavi.co.jp/k011000/


この”島原”の体験は、その後もあって

まだまだ書くことがたくさんありすぎて
今回の2泊3日の京都リトリートは
いくつまで続くのか?ですが(笑)

とりあえず、PART1はこの辺で。