あの世とこの世を繋ぐのは一筋の光と静謐な闇~茉璃庵開催レポ | 本音で生きる人生の愉しみ方~ライフナビゲーション

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2017年2月の”冬”編からスタートし
1つの季節を巡る毎に1回というペースで開催してきた【茉璃庵】
11月25日の土曜日に4つめの季節”秋”編として催しました。

【第4回茉璃庵・現代版百物語~美しいガラスとキャンドルが繋ぐあの世とこの世の狭間】

 

集う人たちは毎回違うのに
その”場”には不思議と
同じ波動の”空気感”が生まれてきます。


今回は、”夏”編が都合により中止としたのを心残りとして
私が引き続き茉璃さんにお願いして
”現代版・百物語”とテーマを設けさせて頂き
キャンドルを灯しながら不思議な体験を語り合う
ということをしてみました。


使用したのは、キャンドル作家・小池安雲さんによる
『AGUMOキャンドル』の中から

個展のたびに買い求めてきた”天地創造”シリーズのキャンドルの内の2つ
『宇宙と星』


『神の光』


を灯して。


グラスアートデザイナー・佐々木茉璃さんのご自宅をギャラリーとして設えてもらい
彼女のこれまでの作品が並んだリビングやダイニング


晩秋の夕暮れと共に灯されたランプの美しさが
観る者の心を捉えます。


キャンドルの炎のゆらめきと共に見る作品は
”この世とあの世を繋ぐ光とその翳”
私たちに見せてくれるような気さえするのです。

心づくしのお料理は野菜を中心にした和食で
ヘルシーだけれども食べ応えたっぷり!のもの。
毎回のことながら、茉璃さんの”おもてなし料理”は楽しみなのです!


食事に合わせたワインも次々に空いて(笑)
一通り落ち着いたら、キャンドルを灯した部屋に移って
お茶を頂きながらの”百物語”

夏であれば”怪談噺”とするところですが
今は冬に向かう晩秋

まずは、お一人ずつ不思議な話を、と水を向けたところ

これが予想に反して?
とてもディープで考えさせられるお話が出ました。


やはり今回も、共通項のようなものがテーマ性とした浮かび上がり
そこに居る全員が
個々の話を聞きながら、自分の過去へと立ち戻り
心に引っかかっていたことの整理や
伝えられなかった想いや
したかったのに出来なかったことや
望んだのに叶わなかったことへ
改めて想いを馳せ

腑に落ちたり
過去の出来事の執着から決別をしたり


時には鳥肌が立つほど怖い話も
時には笑えるほどカッコ悪い話も
時には涙ぐむほど切ない話も

キャンドルの灯りのもとで
ゆらゆらと影となって立ち上り
三日月の空へと昇っていったようです。


人はみな
いろんな想いを抱えて生きています。


辛いこと
苦しかったこと
認められなかった想い
認めたかった想い

誰かと関わりながら
誰かを愛したり憎んだりしながら

日々を生きてます。


それが”生きている”という実感そのもの。


この世で生きるって
揺らぐからこそ面白い!


冬の気配がする夜空を眺めながらの帰り道
何やらそんなことを思いました。


いらして下さったみなさま
素敵な話をシェアしてくださって
ありがとうございました☆

そして、いつも素敵な演出とおもてなしをして下さる茉璃さん
今回の感謝申し上げます。


この【茉璃庵】の趣旨は元々
茉璃ご自身の

居心地のいい
好きなものだけに囲まれた空間で
受け継いだものを活かし
自身が創造してきた場を
みなにも楽しんで欲しい


五感だけでなく、内なる何かが振動するような
そんな時間を演出してみたい。

という想いを汲んで、それを形にしていってみましょう!と
実験的に始まった企画です。


1年の中で4つの季節を巡り
来年はどうこれが発展していくのか?
二人でどのように”育てて”いけるか

オーガナイズする私も楽しみです。


来年は
”春”編から始まる予定ですので
どうぞお楽しみにお待ちくださいね!