8月は、『アートギャザリング』と『茉璃庵』のコラボレーション企画です！
谷中にある｢全生庵｣、みなさまご存じでしょうか？
山岡鉄舟が明治時代に建立した寺ですが
ここには明治の落語家で、今も落語界に多大な影響を及ぼしている名人｢三遊亭圓朝｣の墓もあり
その由縁から圓朝歿後にその名跡を守ってきた藤浦家より寄贈された
圓朝遺愛の幽霊画コレクションが50幅ほどあるのです。
三遊亭圓朝と云えば”怪談噺”の祖とも云えますね。
「怪談乳房榎(かいだんちぶさえのき)」や
「牡丹燈篭(ぼだんどうろう)」
「真景累ケ淵(しんけいかさねがふち)」など
圓朝が創作した中でも代表的なこれらの話は
落語の世界だけでなく、歌舞伎や映画などさまざまに取り上げられています。
そんな圓朝のコレクションには
円山応挙・伊藤晴雨・河鍋暁斎など
幕末から明治にかけての著名な画家たちの手による幽霊画が多くあり
｢全生庵｣では毎年8月の間だけ、虫干しを兼ねて全幅を公開するのです。
8月11日の”圓朝忌”には、落語家による盛大な供養の会も行われているようです。
今回の企画として
まずは毎年夏の１か月間しか観られない”幽霊画”を鑑賞。
次に夕方の谷中を少し散歩した後
千駄木から電車で30分ほど移動して、グラスアートデザイナーの佐々木茉璃邸へ。
これまで非公開イベントとして開催してきた｢茉璃庵｣()まりあんの第3回目を今回は公開イベントとし
『現代版・百物語』を催します。
キャンドルアーティスト・小池安雲さんの手によるキャンドルを灯し
佐々木茉璃さんの創る美しいガラスのランプのゆらぎと共に
食事とお酒など愉しんでいただき
１人１話ずつ”不思議な話”を語って頂くという趣向です。
円朝は生前、柳橋で「百物語」を催しており
それに因んで百幅の幽霊画を蒐集しはじめたとか･･･
私が提案する『現代版・百物語』は、怪談話ではなく
参加して下さる皆さまが、体験したり見聞きしたりした
”ちょっと不思議な話”を語ってもらおうというもの。
決して怖くはありませんよ、多分･･･(笑)
｢茉璃庵｣は元々、
佐々木茉璃さんの創るガラスの作品のテーマである『光と闇』の世界を
夕闇の中で堪能して頂こうと始めたもの。
その日のためにご自宅の部屋を”ギャラリー”として設えてくださった中で
彼女の作品をご覧になれます。
前回の【第２回茉璃庵】の開催レポがこちらです。
【光と闇のどちらもあってこその美しさ～第２回・茉璃庵開催レポ】
http://ameblo.jp/yuri3kari5/entry-12276612206.html
茉璃さんの作品が観られるHPはこちら
【Mare MariSasaki】
また、今回の為にキャンドルを創って下さる小池安雲さんは、
2014年から私が始めた『魔女のキャンドルナイト』という企画で
毎回キャンドルを創作して下さっていて
ご自身もキャンドルアーティストとして多く個展などを開催されています。
数秘と色彩心理を併せた”リリ数秘術”もやられています。
安雲さんのHPはこちら
【数秘術のSpace Bliss】
そんな２人の織りなす作品の『光と闇』の世界観の中で
存分に”不思議な夜”を体感してくださいネ！
【お申込み方法・料金】 ⇒こちらは満員御礼となりました！
①両方に参加
15:30～16:30『谷中・アートギャザリング』
17:30～20:30『第３回茉璃庵』
料金：10,000円（税込）全生庵入館料・茉璃庵での飲食代込
②『茉璃庵』のみに参加
17:30～20:30『第３回茉璃庵』
料金：9,000円（税込）飲食代込
※キャンセルポリシー有り
参加費は事前振込となります。
実施日５日前から前々日までのキャンセルに関しましては参加費の60％
前日と当日のキャンセルにつきましては100％
をキャンセル料として頂戴いたします。
何卒ご理解の程お願い申し上げます。
お申込みはこちらから
⇒https://www.reservestock.jp/events/193797