帝政ロシアが栄華を誇った時代の水の都・サンプトペテルブルグ
そこに流麗に優美に建つ”エルミタージュ美術館”
歴代の皇帝だけでなく
個人収集家まで何百年もの歳月をかけて集められた美術品は
なんと310万点だとか！！
西洋絵画の王道といわれる素晴らしいのコレクション中でも
美術館の顔ともいうべき常設展示の作品群
16世紀ルネサンス時代から
17世紀バロックの時代
18世紀ロココの時代などに至る巨匠たち、”オールドマスター”の作品が今
六本木の森アーツセンターギャラリーで観られるのです！
5月27日(土)ナイトミュージアムツアーとして
この珠玉の作品達を観に行きましょう！
まずは、ナビゲーターの土岐綾子さんによるレクチャーで
しっかりと見所を学び、それから夜の美術館に繰り出します♪
以下、綾子さんから見所について書いていただきました。
16～18世紀のヨーロッパ各地の絵画を俯瞰して見られるところ
それぞれのお国柄がよくわかるところです。
イタリア、オランダ、フランドル、スペイン、
フランス、ドイツ・イギリスの絵画が並ぶ中でも
一番の注目は、スペイン！
国毎に別れた展示室を順に見ると、ほぼ中間地点にある
スペインの部屋に着いたとき、
そこに漂う神々しい空気に圧倒されるのです。
今回来日のスペイン作品5点は、
キリスト教をテーマにしている、ということもありますが、
リベーラ、スルバラン、ムリーリョの作品どれもが素晴らしい！
中でも宣伝にも使われている、ムリーリョの「聖母マリアの少女時代」は、
画面からあふれる優しさ、温かさが見る者をふわりと包み、
いつまでも見ていたくなる、幸福な作品です。
このコーナーを見るだけで、もう大満足なのですが、
ハルス(必見！)
レンブラント(素晴らしいです！)か
ら、オランダの黄金時代を。
ルーベンス、ヴァン・ダイクからフランドルのバロック時代を。
シャルダン、ブーシェ、フラゴナールからロココのフランスを。
といった具合に、
巨匠たちの筆を通して、時代と国の息吹を自然に体感できるのも面白いところです。
ロランの風景画がイギリスの風景に与えた影響や
各地の聖母子の違いもみどころ。
国によって、美意識というものがこれほど違うのか、
描かれるテーマがいかに国(宗教)の支配下にあるのか、
比べてみたときに様々なことが見えてきます。
この展覧会のタイトルにもなっている、オールドマスターとは、
1700年代までの絵画のこと。
元々王公貴族の為に描かれた、格の高い作品です。
エルミタージュ美術館の誇る1万7千点の絵画コレクションの中でも、
特に充実しているのが、このオールドマスター。
ヨーロッパ絵画の本場から
遥か遠く離れたロシアに、なぜそんな名画があるのか？
エルミタージュの基礎となった、
エカテリーナ2世が大人買いしたコレクションは、どこから来たのか？
それを知ると、激動のヨーロッパの歴史が見えてきます。
重厚なルネサンス、ドラマチックなバロックから、軽快なロココまで、
本格派の作品たちを楽しみつつ、「絵画を読む」面白さもお伝えしていきます。
ご一緒できることを、心から楽しみにしています！
【エルミタージュのオールドマスター達に会いに行こう！】
開催日時：①５月２７日(土)１７時～１９時３０分(予定)
(事前レクチャー＆ガイド付き鑑賞)
開催場所：六本木・森アーツセンターギャラリー
参加費：￥８，０００ (入館料・資料/
※当日現金にてお持ちください。
募集人数：６名 ⇒満席
⇒あと２名さま追加⇒満席 
概要：①１７時より近隣のカフェでレジュメ資料を基に
土岐綾子さんによるレクチャーあり。
②１８時頃から美術館に入ります。
ナビゲートツアー終了後は、希望の方々とシェアの食事
お申込はこちら ↓
http://ws.formzu.net/fgen/S37787868/
キャンセルポリシー有り
参加費は当日現金にてお持ちいただく予定ですが
実施日５日前から前日までのキャンセルに関しましては参加費の60％
当日のキャンセルにつきましては100％を後日申し受けますので
何卒ご理解の程お願い申し上げます。