耽美と退廃の世界を描かせたら、この人に叶う者はおりますまい・・・
大好きな『ルキノ・ヴィスコンティ』
歴史在る名門貴族出身の彼が映画の世界で最初に撮り始めたのは
意外にも1900年代半ばにイタリアで盛んだった
”ネオ・リアリズモ”のものでした。
しかし、中~後期にかけての作品はやはり
彼の生涯を通して消えることのなかった
豊かな知性や
貴族として受けた教養に裏打ちされた確固たる世界観
そして、彼独自の鋭い美意識と感性によるものが多く
「地獄に堕ちた勇者ども」
「ベニスに死す」
「ルートヴィヒ」
そして今回の「家族の肖像」
最後の作品「イノセント」
など、世界中の人々を心酔させるに値する
映画の数々が生まれたのです!
2013年秋から始めたアートの企画ですが、
今回初めて
3月4日(土)夕方~『映画のギャザリング』を開催します!
デジタル完全修復版として蘇った
『家族の肖像』の映画上映を
岩波ホールにて夕方からご一緒に堪能した後
六本木のイタリアンバールで、
彼の生まれたロンバルディア州辺りの料理と
ワインなどのフリードリンクを頂きながら、
作品と監督、俳優について語り合う
『ヴィスコンティの夕べ~その退廃と耽美の記憶』で
お楽しみください☆
耽美派のあなたのお越しを、お待ち申し上げております(笑)