オーガニック、ロハス、自然派、ロハス、なんて言葉があふれる世の中になってきました。
オーガニックコスメ、自然派化粧品、なんて言葉に惹かれてスキンケアを選んでいる人も多いのではないでしょうか
でも、肌にいいからという理由でオーガニック化粧品を選んだはずなのに
肌につけるとヒリヒリしたり、赤くなったりしたことはありませんか??
オーガニックコスメでも肌荒れを起こしてしまうことがあるんです。なぜでしょう
オーガニックの定義って?
日本には画一された定義が存在しない!
実は、オーガニックに関して、日本では画一された定義がないって知ってましたか?
世界では、様々なオーガニック認証機関がありますが、日本にはまだ確立されたオーガニックコスメ認証機関がないのです。
![オーガニック認証](https://www.cosmekitchen-webstore.jp/Contents/images/mark.jpg)
Cosme Kichin webサイトより
海外では、このような機関がオーガニックの認定を出しています。
でも、日本では上記のマークがないメーカーからも【オーガニックコスメ】がたくさん発売されていますよね!
ちなみに、オーガニック食品にはきちんとした規定があって
簡単に言うと
「農薬や化学肥料を使わずに生産された食品」
のことを言います。
(厳密には、○年間、土壌に農薬を散布していない、などの細かな規定があります
)
![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
でも、コスメに関して規定はないので、
オーガニックの成分を一つでも使っていたらオーガニックコスメだと言い張ることができちゃうんです![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
オーガニックの○○を配合!
肌に優しいオーガニックコスメ!
なんて言葉をよく見ますが、オーガニック栽培のものを一つ配合したからといって
あとの成分が化学薬品てんこ盛り!とかだと
肌に優しいわけがありませんよね![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
海外と日本では美肌に対する考え方が違う!
じゃあ、海外のオーガニックコスメなら安心!、、というわけにもいかないんです![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
そもそも、日本と海外では美肌に対する意識が大きく違うんです!
例えばそばかす。
コンシーラーで一生懸命隠してませんか?
私もしっかりメイクの日はコンシーラーで必死に隠してます![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/016.png)
![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/016.png)
でも、アメリカではそばかすはセクシーなんですって!
留学に来ていた女の子と話しをしたことがありますが
日本の女の子はどうしてそんなにそばかすを気にするの?と言っていました。![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
実は、肌によくないと言われている界面活性剤は、大半が海外で開発されたものです。
界面活性剤には、乳化、洗浄、浸透、など色々な効果を持つものがありますが
その中でも欧米から来たオーガニックコスメには浸透剤が多様されているものが多いです。
日本と違い、空気が乾燥している欧米では、
浸透剤の働きをもつ界面活性剤を多用に使ってでも、しっかりと保湿成分を浸透させたい!
という意図がはっきりと分かる成分配合になっている化粧品が多いです。
浸透剤とは、肌のバリア機能を意図的に壊して化粧品の成分(美白や保湿の働きをする成分)を肌の内部まで届ける働きがあります。
(そもそもバリア機能を壊さないと、化粧水なんて肌から絶対浸透しませんよね。
そんなに簡単に水分が肌から浸透しちゃうと、海女さんなんて体内塩水だらけになっちゃう
)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
いくら保湿のためとはいえ、肌のバリア機能を壊しているわけだから
当然刺激に弱くなります。紫外線や摩擦でシミやシワができやすい肌になっちゃうんです。
でも、欧米はそもそもシミはOK!そばかすはセクシー!歳相応のシワもチャーミング!の文化なので![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
シミやシワを作りたくない日本人がシミやシワをあまり気にしない海外製のコスメを使うのは
なかなか難しいんです![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
植物エキスも安心できない!
オーガニックコスメは、植物がメインで作られていることが多くて
植物が持つ美肌効果や美白効果を売りにしているものが多いですね。
アロエで炎症を抑える!とか
オレンジエキスで美白!とか。
でも、植物には薬草のように人体にいい影響を与えることもある反面
植物毒といって、人体に悪影響を与えることもあるんです。
肌が弱い人や、敏感肌に揺らいでいる人は特に
植物毒の影響を受けてしまっているのかもしれません。
オーガニックコスメは特に、これでもか!ってくらい
植物エキスをてんこ盛りにしているものもありますね。
あれもこれも、植物いっぱい!オーガニック!
でも、それって本当に必要ですか?
ちょこっと卵を食べただけでもアレルギーが出る人もいれば
生卵だと反応してしまう人、まったくアレルギーがない人もいます。
植物も同じで、肌が弱い人や敏感肌の人は、植物毒に反応している可能性も。
- 植物から植物エキスを取り出すときに使った化学物質
- 残留している植物毒
- そもそもその植物が肌に合わない
配合されている植物エキスが多ければ多いほど
こういった可能性が増えていることがあるので注意が必要です
結局、どうすればいいの?
じゃあ結局、どうすればいいんでしょう?
今のオーガニックコスメ業界って、ほぼ無法地帯。
オーガニック成分を配合していたら、あとはどんなに化学成分てんこ盛りでも、オーガニックコスメとして販売できるし
(そんな化粧品ばかりじゃないですよ、きちんとしたオーガニック製品ももちろんあります
)
![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
海外の製品はそもそも日本人の肌を考えて作られてない。
(海外製品は輸入コストがかかるので、そもそも成分の割にとても高い
)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
植物エキスも完全に安心安全なわけじゃない。
それでもオーガニックコスメを使いたい!というときは
- 界面活性剤は最低限に抑えられているか
- 植物エキスを多用していないか
の二点はしっかりチェックして【成分表を読んで選ぶ】ことが大切です。
敏感肌の人は特に
「口コミ高評価!」や「女優の○○さん使用!」みたいなCMに踊らされて
家電を買うようなノリで買うようなことがないように気をつけたいですね