節目に思う | 奮闘日記

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元JW2世の人生



先日次男が大学に合格しました。

次男、オープンキャンパスに何校も行ったのですが、ここに行きたいと思う大学は1校しかなく、その大学しか受験しませんでした。もし受からなかったら1年浪人してでも入りたいそうで、チャレンジ校も滑り止め校もいらない、もし受かっても行かないから必要ないとのことでした。

わたしは合格発表まで不安で仕方なく、何をしていても頭の片隅には大丈夫かなと気が気でない日々が辛かったです。合格が分かったときには嬉しさと心底ホッとしたのと、とにかく色んな感情がグチャグチャになってしまい泣いてしまいました(笑)

高校までとは違い、環境も変わるし人間関係も広がります。勉強しながらバイトもして、たくさんのことを学んでいくんでしょうね。


最近ふと思うのは、わたしの親は自分の力で生きていけるようにわたしを育てたのかなということです。全時間の職には就かず、パートアルバイトで生計を立て開拓者になるという、そんな人生をなぜ歩ませようと躍起になっていたのだろうか。苦しいパートナー生活で折半してボロ屋に住み、行ったこともない大学教育の危険を口にしたり、全時間の職の人よりも自分達は幸せなんだと、負け犬の遠吠えのような会話をしてほしかったんだろうか。

考えると悲しくなってきますね。
エホバの証人で食べていけるならまだ話は分かるけど、一銭にもならないですからね。それを推奨した組織も、盲信した両親も、罪は大きいなと思います。


子供の成長の節目には、いろんな感情が渦巻きます。誕生日ですら、子供の成長を喜び感謝すると同時に、自分はそれを思われる価値もなかったのかと葛藤する。奪われるとはそういう事。きっとこういう感情はずっと続いていくんだろうなと思いますが、仕方ないです。


合格を義母に報告した時、物凄く喜んでいました。次男にも『頑張ったね!本当に良かったね!』って何度も何度も言っていました。嫁のわたしにも『本当に良かったね、よく頑張って耐えたね、安心したでしょう。』と言ってくれました。

大学進学をよく思ってないわたしの親には知らせていません。旦那に『THYRRは報告しないの?』って言われましたが、んー・・・と濁してしまいました。義母とは反応が違うなんて、きっと理解されないでしょうね。


昨日は入学式に着ていくスーツなどを買いに行ってきました。慣れないスーツを試着した次男を見ていたら、なんだかすごく大人びて見えてビックリしました。

そして
一気にお金も飛んでいきました・・・(T_T)

まだまだ頑張って働くしかありません(笑)


でも
それよりも

わたしは早く子離れをしなきゃいけないなと強く思ったのでした。。。