ゆらりか通信 分室

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yurarika店主の日常雑記

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先週、初めてラジオ出演をした。

生番組の中継でお店の中から5分間だけだったけれど、人生初。

お店が入っているspace1-15の10周年企画を紹介したいとのことで、

広報担当の人に連絡があったのだけれど、指定された日が都合が悪く、

わたしのところに話が回ってきた。

ふだんからいろいろと1-15の裏方仕事をしている関係もあって、

「話すの苦手なんでイヤです」とも言えず、引き受けることにした。

 

事前にメールで質問が届いたので、答える内容を考えておけば大丈夫ーと思い、

準備をしていてふと、1-15の代表として取材を受けるのが初めてだったことに気づいた。

1-15の中でもずいぶん古株となり、いろいろ知っているつもりでも、

あらためて聞かれると、はて、困った。

これ、どこからどこまで話せばいいんだろう。

プロデュースをしている方に電話をして簡単に打ち合わせをし、

「よろしく頼むね」と言われる。むー、不安。

時間は5分間で質問は5つ。

ということは、1つの質問について1分くらいなので、

そんなにたくさんしゃべらなくてもいいかなと、1分くらいでおさまる答えになるようにまとめた。

 

そして当日。

スタジオで生放送している番組の中継のコーナーで出演する。

本番40分くらい前にリポーターSさんとディレクターの方が到着し、初めましてとご挨拶。

リポーターSさんが、わたしが所属している合唱団にご友人がいるという話をされ、

本題に入る前に合唱団の話で盛り上がってしまった。緊張が少しほどける。

簡単に打ち合わせをし、とりあえず1回やってみましょうとなってリハーサル。

1問1分の読みはあたり、ちょうど5分くらいだったので、これでいきましょうーとなった。

ラジオの中継ってどんなかなと思っていたのだけれど、

機材らしいものはほとんどなくて、本番前に大きいマイクを手渡され、マイクテストをして準備完了。

声が小さい自覚はあったが、Sさんの通る声とかなり差があったらしく、

Sさんはマイクからかなり離れてしゃべっていたが、わたしはマイクぴったりの指示が出された。

マイクを持つのもカラオケくらいだから(それもほとんど行かないし)、なんか新鮮。

さて、そんなことをしているうちにあっという間に本番の時間となり、中継がスタート。

Sさんはカンペを読みながら話していたけれど、それを読んでいない風に話している。

本番の声のテンションを聞いていると「わー、しゃべりのプロだ」とつい聞き入ってしまいそうになるが、

今日は自分もしゃべるのでぼんやりしている場合ではない。

リハーサルとほぼ同じ感じで進め、ちょうどいい感じでおさまった。

そしてかまなくて良かった(たぶん)。

おつかれさまでしたーとお二人が帰っていったのはここに着いてから1時間くらいのこと。

あっという間だった。

 

後日。聞いてくれた人から感想をもらった。

声がいつもの話し声よりちょっと高かったと言われた。

そうなのです。話し声は低めなので、ちょっと高めでしゃべりました。

OLをしていた頃に電話応対で使っていた時の声に近いかも。

使い分けしていたわけではないけれど、電話は少し声のトーンが高くなるので、

それを利用してみたのでした。

内容もわかりやすくてよかったと及第点をもらった。あー、良かった。

今回は事前に予告するという発想がなく(たぶん緊張していた)、

終わってからフェイスブックでちょこっとつぶやいたら「聞いたよー」と反応があった。

今は放送後一週間はネットラジオで聞けるのですねー。

聞いてみたい方はほんの5分くらいですが探して聞いてみてください。

AIR'-G(FM北海道)の「スパークル スパークラー」という番組で、

3月7日(木)14時20分~25分くらいです。

ネットで聞けるのはあと2日ですが記録として残しておきます。

 

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古いものを集め始めたのはお店をスタートしてからのこと。

教室用に使う椅子は背もたれのないものが良かったので、

いろいろ探してたどりついたのがたまたま古いスツールだった。

用意してくれた人に聞いた話では、昔、某大学の研究室で使われていたものだそう。

少しずつ違っていたけれど、ほとんど同じ雰囲気の丸いスツールがきっかけで、

古い物にだんだんと目が行くようになった。

 

前のお店は今よりずっと広くて、壁に沿わせてつけた棚と、

店内中央に置くために作った2つの什器では、どうにもさっぱりしすぎていた。

その隙間を埋めるようにして、少しずつ古い物を物色してはお店用に買い求め、

今の場所に移る時にはけっこうな数になっていた。

もともと椅子と引き出しが好きで、

とは言え、気に入ったからといってすぐに買えるものでもないのだけれど、

小さいものだし、お店で使うために、という言いわけをしながら、

少しずつ、少しずつ、増やしていった。

 

椅子は店内ディスプレイにとても小回りがきいて実は便利なアイテムで、

背もたれのないスツールなら、かごを載せて商品を入れればディスプレイ台に早替わり。

そして教室の時は座るために使えるので、とても重宝していた。

そのうち教室が混み合ってくると店内のスツールが足りなくなり、

座る分は十分に持っていたけれど、数年の間にいくつか買い足した。

引き出しも好きで、古物の引き出しはたくさん持っている。

中でも存在感があるのが、上写真の2つ。

これは図書館の貸し出しカード用の引き出しで、古物屋さんでは人気のアイテム。

サイズはタンスみたいに大きいものから小ぶりなものまでいろいろだけれど、

どちらかというと大きいものが多い。

そんな中、当時仲良くしていた古物のお店で、茶色の方を見つけて即購入。

お店のディスプレイ台として使っていた。

白い方はそれよりも少し後に同じお店で購入し、

こちらは材料をしまうための自分用の実用品として使用。

もともとカード用の引き出しなので箱は浅めで、

奥行きは長くてかなり奥まであって、あまり実用的ではないのだけれど、

そのたたずまいがなんとも好きで幸せな気持ちになる。

 

しかしお店を移ることになった時、この2つがかなり大きくて困った。

店内に床置きにするスペースはなく、教室側の机の上も余裕はない。

でも手放すにはもったいない。

さてどうしようかと考えて、壁に寄せた什器の下の段に入れてみたら、なんとぴったり!

高さは隙間が少しできる程度で、奥行きは手前に合わせているけれどほとんど同じ。

ふたつ並べたらいい感じにおさまって、雰囲気作りにも一役買っている。

中には材料などの在庫を入れてあり、実用としても活躍中。

時々お客様からほしいと言われることがあるけれど(前のお店の時にずいぶん言われた)、

これはお気に入りなので手放しませんよー。

 

 

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12月の話になるのだけれど、お店仲間からの頼まれものがあった。

長い反物を切って、端の始末をしてほしいという。

えっ?切って縫うだけ?簡単すぎて、仕事として受ける類いのものかと思い、

ミシンはないのかと聞いたら自分では使えないのだという。

反物はいただきものだそうで、長いままでは使えないし、

布を生かしてあげたいというので、引き受けることにした。

 

切って縫う、と一口に言っても、端の始末には何通りかある。

一番簡単で早いのがロックミシンで切りながら縁かがりをする、なのだけれど、

ふきんにしたいとのことなので、三つ折りの方が適切と判断し、

ロック始末の方法は選択肢からはずれた。

三つ折りはまともにやるととても手間がかかる。

切って、印をつけて、アイロンで折って、それからミシン。

できればあまり時間をかけないでやりたい。

となると、三巻(みつまき)押さえを使うのが一番。

三巻押さえを使えば、三つ折りにしながらミシンをかけられるので、

印つけとアイロンで折る作業を省略できる。

切って、ミシンをかけて、おしまい。簡単すぎる。

なのだけれど、この三巻押さえ、実はちゃんと使ったことがなかった。

 

いい機会なので三巻押さえをマスターしようと思い、使い方を調べてみた。

製作用に使っている職業用ミシンに付属でついていたのだけれど、

使い方がよくわからないのと、今まで使うこともなかったので、

付属品の袋に入ったままになっていたのだった。

コツさえわかればどうやら使えそうだったので、

押さえ金を交換し、三巻押さえにして、いざ、チャレンジ!

 

今回は両耳がある反物だったので、角の始末がなく、三つ折りのみ。

JUKIのYouTube映像では、縫い始めの布を押さえ金に巻き込みながら針を落とし、

そのまま押さえ金を下げてスタートしているが、これが難しすぎた。

なかなかうまく巻きつかないのでこの方法は断念。

布端を自分で3mmの三つ折りにして針を落とし、進み始めてから三巻押さえに入れる、

という方法にすると成功率はほぼ100%。

ミシンをスタートできればあとは巻き込む幅を一定に保てば、

美しい3mmの三つ折り状態でミシンがかかる。すばらしいー。

縫い終わりは普通に返し縫いをして終了。

2本くらい練習したら3mmをキープして縫えるようになった。

ちなみに、三つ折り幅は押さえ金ごとに決まっているらしく、持っているのは3mm用。

 

仕上がったものをお渡しすると「きれいな仕事しますねー」と褒められた。うれしい。

綿100%で張りがあって縫いやすかったのも、きれいに仕上がった要素かも。

お役に立てて良かったです。

 

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< 三巻押さえ 覚え書き > ※一辺のみ縫う場合

 

布端を3mmの三つ折りにする。

三つ折りの上、端から2~3針くらいの位置に針を下ろし、

糸は後ろに引いて押さえ金を下げる。

1~2針手回しで進めてから返し縫いで端まで縫い、

1~2針進んだところで布を巻き込み直し、少しずつ進む。

進みにくい場合は後ろに引いた糸を引っ張る。

進み始めたら布は押さえ金の三巻の幅に合わせてキープしたまま最後まで縫う。

返し縫いはゆっくり進める。

 

※四辺をぐるりと縫う場合は、角の手前で止まり、

角に交わる二辺を自分で三つ折りにして角を曲がってから、

三巻押さえに巻き込み直して進める。

 

 

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2018年も残すところあと4日。

一年を振り返ってみて、今年重点的に取り組んだことのひとつが「時間管理」。

いまさらなテーマなのだけれど、一人で仕事をしていると永遠のテーマでもあり、

なかなか思うようにできないのが時間の管理だ。

仕事を先送りせず、時間に追いかけられずに仕事をするにはどうしたら良いか?

思いつくことを試したり、時間管理術の本を読んだり、いろいろやってみた中で、

成果のあったことがふたつあった。

 

ひとつはカレンダーに予定を書くこと。

カレンダーに書くなんてあたりまえのことなのだけれど、

わたしは「書く」とか「記録する」というのが苦手。

手帳に予定は書くものの、基本的に記憶しているのであまり見ないし、

仕事の予定は毎月ほとんど同じ内容のルーティンだから、

書き出しをするのはイレギュラーな仕事があるかなり忙しい時に限っていた。

パソコンデスクの前が壁になっていて、

ここに書き込みできる1ヶ月カレンダーを今月と翌月の2枚貼っている。

教室の予定とプライベートの予定だけ記入して、

今までずっとこれをベースに仕事のスケジュールを頭の中で組み立てていた。

今年はこのカレンダーにやらなければならないことを書いてみることにした。

頭の中にあったことを実際に書き出してみたら、

1ヶ月のスケジュールに余裕がまったくないことが判明した。

営業日以外の月曜と火曜にやっていた仕事を割り振ると、ほぼ隙間なく埋まってしまう。

これを始めてから先送りをしないで予定通り進められるようになり、

月末に仕事が集中してあわてることがなくなった。

やらなければならないことを赤字で書いただけなのに(他の予定は鉛筆書き)、

常に予定が見える状態というのはこういうことなのか、と実感した。

「見える化」は効果てきめん。

 

ふたつめはまだ始めたばかりだけれど、さらに「見える化」を進めてみた。

ひとつめの1ヶ月スケジュールの見える化はこれからやる仕事についてで、

こちらは済んだ仕事を記録するというもの。

1日を30分単位で区切り、やった仕事の内容を記録していくことにした。

そもそもは、何の仕事にどのくらいの時間を使っているのだろう?という、

知りたい気持ちから始めたのだけれど、やってみると意外な効果があった。
30分単位で何ができるかを考えて1日の予定を立てて進めていくと、

無駄な時間が出ないように動こうという意識になってきた。

一人で仕事をしていると、どうしても途中でだらっとしてしまうこともあるのだけれど、

それが格段に減ったように思う。

どうやら記録することが他人の目の代わりになっているようである。

これは12月から始めたのでまだまだこれからだけれど、

もう少し続けていこうと思う。

 

年末は毎年早めに営業を終えて、残りの数日で教室のおたよりや福袋を作ったりする。

やることがそれなりにあって、いつも終わらない感満載の中、

今年はなかなか進まないと思いつつも確実にひとつずつ終わっている感じがあり、

時間管理の成果はあったかなと思う。

来年はさらにゆとり時間を作りたいので、もう少し精度を上げてできるようになりたい。

 

 

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二週間くらい前の話。必要に迫られてリコーダーケースを作った。

所属合唱団の演奏会が11月17日にあり、そのときに歌う1曲に笛が登場する。

本来はパンフルートいう楽器を使うのだけれど、

まったく同じものは高価すぎて用意できないため、

どうやって演奏するかについてはほんの一瞬なので先送りにしていた。

先日ようやくリコーダーでやってみようということになり、

わたしのソプラノリコーダーをとりあえず持って行くことに。

なんとこのリコーダー、高校の時の教材である。

もう使わないしと思い、何度か処分しようと思ったのだが、

音楽をやっていたらいつか使う日が来るかもと、なんとなく保管しておいたら、

そのいつかがついにやってきた。

 

小学校でソプラノリコーダー、中学校ではアルトリコーダーを使ったので、

高校でもそのまま使えると思っていたら、

先生が「違うメーカーのリコーダーが混ざると音程がまちまちで気になる」とのことで、

音楽を選択した生徒は全員同じリコーダーセットを購入することとなった。

ソプラノとアルトの両方が入ったもので、

箱形のケースに2つ収納できるようになっている。

今回はここからソプラノリコーダーだけを持ち出すにあたり、

入れるものがないなぁと思い至って急きょ製作することにした。

自分が使うのならわざわざ作るほどではなかったのだけれど、

他の人に貸し出すのにそのままというわけにもいかないし、

布はたくさんあるし、ちゃちゃっと1時間くらいで作ってみたのが写真のケース。

 

構造は裏地付き巾着袋の外表バージョン。

巾着型が一番簡単だったのでこの形にした。

後から考えたら間に合わせのものに裏地までつけることはなかったのだけれど、

外ポケットまでつけてしまい、いつものくせで完成度が普段通りになってしまった。

細長いからひっくり返すの大変、と思っていたら案の定ここが一番手間がかかった。

この寸法の袋は外表じゃないと無理かもしれない。

口のステッチミシンはあまりに狭かったのでしつけをかけた。

(普段はまち針だけでミシンをかける)

間に合わせにしてはもったいない袋ができあがってしまったので、

用事が済んだ後はこれをどうしようか考え中。

ほしい人、いませんかー?

 

 

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