三巻押さえを使ってみた | ゆらりか通信 分室

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12月の話になるのだけれど、お店仲間からの頼まれものがあった。

長い反物を切って、端の始末をしてほしいという。

えっ?切って縫うだけ?簡単すぎて、仕事として受ける類いのものかと思い、

ミシンはないのかと聞いたら自分では使えないのだという。

反物はいただきものだそうで、長いままでは使えないし、

布を生かしてあげたいというので、引き受けることにした。

 

切って縫う、と一口に言っても、端の始末には何通りかある。

一番簡単で早いのがロックミシンで切りながら縁かがりをする、なのだけれど、

ふきんにしたいとのことなので、三つ折りの方が適切と判断し、

ロック始末の方法は選択肢からはずれた。

三つ折りはまともにやるととても手間がかかる。

切って、印をつけて、アイロンで折って、それからミシン。

できればあまり時間をかけないでやりたい。

となると、三巻(みつまき)押さえを使うのが一番。

三巻押さえを使えば、三つ折りにしながらミシンをかけられるので、

印つけとアイロンで折る作業を省略できる。

切って、ミシンをかけて、おしまい。簡単すぎる。

なのだけれど、この三巻押さえ、実はちゃんと使ったことがなかった。

 

いい機会なので三巻押さえをマスターしようと思い、使い方を調べてみた。

製作用に使っている職業用ミシンに付属でついていたのだけれど、

使い方がよくわからないのと、今まで使うこともなかったので、

付属品の袋に入ったままになっていたのだった。

コツさえわかればどうやら使えそうだったので、

押さえ金を交換し、三巻押さえにして、いざ、チャレンジ!

 

今回は両耳がある反物だったので、角の始末がなく、三つ折りのみ。

JUKIのYouTube映像では、縫い始めの布を押さえ金に巻き込みながら針を落とし、

そのまま押さえ金を下げてスタートしているが、これが難しすぎた。

なかなかうまく巻きつかないのでこの方法は断念。

布端を自分で3mmの三つ折りにして針を落とし、進み始めてから三巻押さえに入れる、

という方法にすると成功率はほぼ100%。

ミシンをスタートできればあとは巻き込む幅を一定に保てば、

美しい3mmの三つ折り状態でミシンがかかる。すばらしいー。

縫い終わりは普通に返し縫いをして終了。

2本くらい練習したら3mmをキープして縫えるようになった。

ちなみに、三つ折り幅は押さえ金ごとに決まっているらしく、持っているのは3mm用。

 

仕上がったものをお渡しすると「きれいな仕事しますねー」と褒められた。うれしい。

綿100%で張りがあって縫いやすかったのも、きれいに仕上がった要素かも。

お役に立てて良かったです。

 

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< 三巻押さえ 覚え書き > ※一辺のみ縫う場合

 

布端を3mmの三つ折りにする。

三つ折りの上、端から2~3針くらいの位置に針を下ろし、

糸は後ろに引いて押さえ金を下げる。

1~2針手回しで進めてから返し縫いで端まで縫い、

1~2針進んだところで布を巻き込み直し、少しずつ進む。

進みにくい場合は後ろに引いた糸を引っ張る。

進み始めたら布は押さえ金の三巻の幅に合わせてキープしたまま最後まで縫う。

返し縫いはゆっくり進める。

 

※四辺をぐるりと縫う場合は、角の手前で止まり、

角に交わる二辺を自分で三つ折りにして角を曲がってから、

三巻押さえに巻き込み直して進める。

 

 

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