2018渡星手帳⑫ いきあたりばったり | からふるテュール

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北欧神話の神様“テュール”は英語の火曜日tuesdayの語源
そんな火曜を中心に活動する
ゆららのパステル作品と
パステルで彩った“からふる”な日常です。
好きをいっぱい詰め込んで♡

モンスーンって

ご幼少の頃

いつぞや習いましたっけね?にやり

 

シンガポールの気候を調べていたら

こんな記述が出て来ました

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12月~3月中旬(北東モンスーン季)

北東モンスーンが12月~1月中旬にかけ発達し

広域で大雨をもたらす。
午後から夜にかけて、夕立が多い。
後半、1月中旬~3月中旬は比較的乾燥。

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今年は特に雨が多いらしく

ここ数日も雨がかなり続いて

シンガポールにしては寒い日々が続いているそうです。

 

 

 

とはいえ私達

傘を使ったのは一度きり。

雨に困らされてという印象も全くなく過ごせたので

ラッキーだったのかも。

 

 

 

そんな雨間の空の下をてくてく歩いていいたら

 

偶然に(笑) 笑

セラングーン・ロードに面した

ヒンドゥー教寺院、スリ・ヴィラマカリアマン寺院 にたどり着きました。

そうそう。来たかったのよ~!ここ。

 

偶然に通りがかることが出来た、この寺院。

ラッキー嬉と思いきや

 

寺院の開門時間。

5時30分~12時15分 と 16時~21時

この時

1時30分 ちーーーんにやりでございます(笑) 笑

 

みたい物やりたい事はいっぱいあっても

今回私、下調べが圧倒的に不足していて

かなり行き当たりばったりでした。

先の記事のムスタファセンターもしかり。

 

 

しかたなく

外からみれる範囲を拝見してきました。

 

殺戮と破壊を象徴するという

ちょっと怖い女神様

カーリー神を祀った寺院だそうです。

悪鬼を滅ぼすほどの圧倒的な強さが人々の信仰の対象 で

青い身体をしているそうですが

 

 

門の外に居たこの方は

青くないからカーリーさんではないのかな???

ヒンドゥー教には

パールヴァティー さんという女神さまもいるらしいのですが

さっぱり分かりません(笑)

またこれもいつかご縁ある時に勉強しましょう。

 

その女神さまを観察しながらふと横に目をやると

 

おやや?

これってもしかして・・

バナナぁ??

 

うわぁ、すごい。こんな風にバナナって生るのね!

しかも、街角バナナって、さすが南国ですね。

 

 

 

 

バナナ見ぃ見ぃ空を見上げると

曇っていた空が

ますます不穏な色合いになっているのに気づきました。

 

そろそろ

帰る算段を付けないとやばいね。

スコールがくるっぽい。

 

この寺院のすぐそばには

観光客にも有名なホーカー

テッカセンターがありました。

運がいい事に

そこを目指してタクシーが次から次へ入ってきます。

 

じゃ、この辺で適当に拾おうか・・と安易に構えたのはいいけれど

 

 

スイスイとやって来るこれらのタクシーは

みんなHIRED の表示ばっかり。

つまり予約車。

 

予約の無い私達は

なんとか流しを捕まえようと

手をあげれど、あげれど

みんな赤色ランプ。

 

たっま~~に

乗車可能な緑のランプがきても

何が、どういけないのか

一台たりとも、スピードさえ緩めてはくれません。

目もくれず走り去って行ってしまうのですあせる

うそぉぉぉ~んあせる

 

赤ランプに、ほんのときどき紛れてくる

ようやくの緑ランプタクシーに

どれだけチャレンジしても

それは一緒でした。

 

やばい・・かも。

 

 

 

『もうしかたないじゃん、こうなったら地下鉄探して乗る?』

そう旦那さまに聞くと

『ううん。タクシーでいく』と。

 

 

日本に居ても

鉄道に苦手意識がある旦那さんは

そもそも鉄道に乗りたがらないタチ。

 

シンガポールは治安も悪くはないし、タクシーも安価。

はなから地下鉄は乗ることを想定せず日本を旅立って

ここでも何の下調べもしてなかったので

 

地下鉄の乗り方も、その駅も

なぁぁぁ~んにも知らず

 

我々はリトルインディアの街に立っていたのです。

 

急に心細くなってきました。

 

 

次のツアーの時間までには

なんとかしてホテルまで帰らないと・・・。

 

 

 

 

 

 

そうしているうちに

 

ぽつり ぽつぽつ ぽつぽつぽつぽつっあせる

 

来た滝汗

やって来た滝汗滝汗

 

とうとうのスコール滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗

 

 

 

 

 

ど、、、、どうすべ。

 

 

ほどなく

空からバケツをひっくり返すほどの雨が降ってきて

この旅で最初で最後

土砂降りのなか傘を使う という体験が始まりました。

 

 

 

 

ははははは・・・・。